今日のカフェボンボンは、『自然図鑑』。
自然絵本作家・松岡達英の楽しいスケッチは、
ページの隅々まで見どころ満載です。
自然観察のお供にぜひ!
木立の中を歩いていると、落ち葉の上にどんぐりがいっぱい!
これから訪ねるひとに持っていきたくなりました。
落ち葉にどんぐりを載せて。
本書は、自然に親しむための本。
身のまわりの動物や植物と出会い、その暮らしを観察する方法が、
リアルなタッチのイラストとともに紹介されています。
昆虫や鳥を観察するにも、さまざまなアプローチの仕方がある。
チョウの好きな色を調べる実験、隠れている昆虫探し、
鳥の生物地図、鳴き声の聞き分け方、足跡のスケッチ……。
興味はどんどんふくらみ、視野も広がってくる。
虫たちはどんなふうに冬を越すのだろう?
雨の日、鳥たちはどうしてるんだろう?
自然を見るものさしになる生物や植物が季節の変化を教えてくれる。
冬の訪れを知るのは、ツグミが初めて姿を見せた日、
ヤツデやサザンカの花が咲いた日。
私たちの生活のすべては自然とつながっている。
『自然図鑑』
文:さとう藍/絵:松岡達英
出版社:福音館書店
自然観察の「朝時間」は、身近な街路樹。
いつも通る街路樹を毎朝見上げれば、日々の変化に気づきます。
秋は、紅葉した木々や色づいた実を観察するのに絶好の季節。
鳥の巣箱も、秋にかけるのがよいそうです。
以前ご紹介したこちらもおすすめです。
*『魅せる紅葉』…紅葉の美しさの秘密を解き明かした本。
*『拾って楽しむ紅葉と落ち葉』…落ち葉や木の実を美しい写真とともに紹介した本。
*『林と虫たちの一年』…昆虫写真家・海野和男が写し出した雑木林の四季。
*『いまはあき』…秋の楽しみを描いた小さな絵本。
Love, まっこリ〜ナ