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五十嵐大介『海獣の子供』

 

今日のカフェボンボンは、海の日メニュー。

人気漫画家・五十嵐大介の『海獣の子供』をお届けします。第5巻まである長編作品の幕開けです。

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部活でチームメイトを負傷させ、自らもケガを負った琉花(るか)。わたしの夏休みはもう、終わっちゃったなあって思ってた。

誰も知ってる人のいない海に行きたいと向かった東京湾で、琉花は不思議な少年「海」と出会う。これが海の子供たちの冒険の始まり。夏休みは終わってなんかいなかった。

光を放つジンベイザメの群れが泳ぐ。少年は魚たちと自由自在に交信する。

海の青さと深さ、なま温かさと冷たさを体じゅうで感じます。


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海獣の子供1
著者:五十嵐大介
出版社:小学館

夏休みの始まりにふさわしい物語。海へ遊びにいくときは絶対もっていって。

こちらも海の日におすすめ!
『人魚のうたがきこえる』…人魚の世界を描いた五十嵐大介初の絵本。
『海への旅』…未知の海と出会う中村征夫の写真集。
『深海世界』…美しく神秘的な深海世界を紹介した本。

Love, まっこリ〜ナ

 

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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