5月4日:今日は「ラムネの日」
ビンにカラ~ンと響くビー玉の音、そしてシュワッとはじける清涼感のラムネは、お祭りや夏の定番ドリンクですよね。最近はノスタルジーあふれるガラス瓶よりプラスティック容器がふえていますが、ラムネファンは多いようです。
ところでラムネといえば、タブレット状のラムネ菓子もありますが、聞くところによると、お酒を飲み過ぎたときにこの”ラムネ”を食べると、二日酔いがスッとラクになったり、ダイエットにも効果があるのだとか…?
ラムネで脳がシャキッ!嬉しい効果いろいろ
口のなかでスッととける、懐かしいラムネ菓子。子供の頃のおやつに、食べていた人も多いのではないでしょうか?大人になってからは、手に取ることが少なくなりがちなこのラムネですが、実は二日酔いでちょっぴりツライときに食べると、カラダがラクになるようです。
その効果は”サプリ並み”と評判ですが、ヒミツはラムネの原料にあるのだとか。
ラムネのおもな原料は”ぶどう糖”といわれる栄養素ですが、お酒を飲み過ぎるとこのぶどう糖が足りなくなり、低血糖や二日酔いがおきることに。
そこでアルコールを分解するチカラもある、ぶどう糖が原料のラムネを食べることで症状が改善され、カラダの調子がよくなるというのが理由のようです。
口に入れたときのシュワッとした清涼感も、気分をスッキリさせてくれるのかもしれませんね。ちなみに病院では、急性アルコール中毒の患者さんに、ぶどう糖の点滴をするそうですよ。
このほかにもラムネには、眠くなったときに食べると脳の疲れを解消してヤル気がでたり、お腹がすいたときに食べると、ぶどう糖が空腹感を抑えてくれるためダイエット効果もあるようです。
また酸っぱさのもと”クエン酸”には、血糖値の上昇を抑えたり、疲労回復効果があるといわれています。
子どものお菓子と思っていたラムネが、二日酔いや眠気覚まし、ダイエットのサポートにもなるとは驚きですね!朝、目覚めたときに口に含むと、ぶどう糖の効果で目覚めがよくなるかも。
うれしいことにラムネのカロリーは、有名なクッピーラムネ1袋で約45Kcal、ラムネビンが印象的な森永のラムネ1本で110kcal。この数字からも高カロリーでないことがわかりますが、食べるのはせいぜい数粒。そう考えると低カロリーでこの効果は目からウロコ!?
脳にぶどう糖が足りなくなると、冷静な判断ができなくなるという研究結果もあるほど、大切な栄養素であるぶどう糖。バックや引出しにラムネを入れておくと、イザというときに安心かもしれませんね♪
…そして今も余震がつづく熊本県には、阿蘇の天然水で作られた、柚子・チョコレート・シソ・わさびを使ったご当地ラムネ(サイダー)があるようです。
被災された方々が1日も早く元の生活をとり戻し、安心して暮らせる日がくることを心より祈っています。
「ラムネの日」とは?
1872年のこの日、東京の実業家・千葉勝五郎氏がラムネの製造販売の許可を取得したことに由来する。「ラムネ」はレモネードがなまったもので 、むかしは『ジンジンビヤ』などと呼ばれていた。