今日のカフェボンボンの本棚は、『おべんと帖 百』。
スタイリストの伊藤まさこの日々のお弁当にまつわる話。娘のために10年間作り続けたお弁当。なかでもお気に入りのレシピは?常備菜の活用のアイデアやおいしく作るコツは?
毎日のお弁当のありがたさとおいしさが凝縮した一冊です。
『おべんと帖 百』
著者:伊藤まさこ
出版社:マガジンハウス
おべんとうじゃなく「おべんと」。空になったお弁当箱を見れば、娘さんが今日一日元気に過ごしたとわかる。小さな楕円の箱がお母さんと娘をつないでいる。
お弁当のおかずに困った時、娘さんに何がいいと尋ねると「海老と空豆の揚げたの」という答えがかえってくる。みんなそういうおかずがきっとある。わたしはあれ、ぼくはこれ。
冷蔵庫に何もない時に偶然生まれたのは、かき揚げうどんのお弁当。高知野菜を詰めたのはみずみずしくて色とりどり。小さな海苔巻きがぎゅっと詰まったお弁当も愛らしい。
お弁当箱のふたをぎゅっと締めても愛情はあふれ出る。工夫を凝らしたおかずを眺めているだけで胸がきゅーんとなります。
おべんとの「朝時間」は、四色弁当。
鮭、炒り卵、鶏そぼろ、絹さやがきれいに並んでいます。
Love, まっこリ〜ナ
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