【京都・三条】リニューアルした「イノダコーヒ本店」で名物モーニング

 

 

おはようございます。

今回は、京都でいちばん有名な喫茶店「イノダコーヒ」の本店です。

「リニューアル」というタイトルに驚かれた方もあるかもしれませんが、このリニューアルは、おもに外壁の改修などが行われたもの。お店の中は、以前のまま。すてきな「イノダコーヒ」のままです。

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ひとつ、うれしい変化は店内が禁煙になったこと。これまでも分煙制がとられていましたが、このリニューアルを機に、全館禁煙になりました。(お庭の一角にスモーキングエリアもきちんと設置させていますのでご安心を。)

そして、「イノダコーヒ」のモーニングといえば、これ。

「京の朝食」(1380円)です。

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クロワッサンは、近くのパン屋さんで「イノダコーヒ」のために焼いてもらっているもの。バターがたっぷり入ったサクサクのクロワッサンです。

さらに、伝統的なドイツ製法で作られたボンレスハム、ふわふわとろとろのスクランブルエッグ、サラダ、オレンジジュースなどなど。

シンプルですが、どれも「きちんとしたもの」という印象を受けます。きちんとしたものを変わらぬサービスで提供し続けていることも、たくさんのカフェがある京都で、これほどまでに長く「イノダコーヒ」が愛され続ける理由のひとつだと思います。

コーヒーは、看板商品「アラビアの真珠」。コクがあってまろやかな味わいです。最初からミルクと砂糖を入れてもらうのが「イノダ流」。私のおすすめももちろん「イノダ流」ですが、最近は、オーダー時に聞いてもらえますので、お好みでどうぞ。

ちなみに、この「京の朝食」は、本店のほかに清水支店、八条口支店、ポルタ支店でいただくことができます。

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「イノダコーヒ」の本店といえば、この外観で知られていますが、実は南側の白い外観の部分が発祥の地

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喫茶店としては1947年に創業。今もその場所は健在で、この日も多くの方が朝のひとときをゆったりと過ごしていました。

創業者である猪田七郎さんが画家であったこともあり、かつては文化人や芸術家、小説家などが集うサロンだったそうです。池波正太郎さんがお好きだったという話はよく知られていますね。

「イノダコーヒ」の魅力は、上質なコーヒーはもちろん、落ち着いた雰囲気の空間、ふかふかのソファ、気さくで丁寧な店員さんのサービスなど、あげれば本当にキリがないのですが、地元の常連さんがたくさんいることが、とくにすてきだなあと私はずっと思っています。

「イノダコーヒ」で朝のひとときを過ごすことが、その人にとって当たり前のひとときで、「イノダコーヒ」のある風景が京都の当たり前の風景なのです。

京都を訪れたらぜひ、そこに暮らす人々と同じように、のんびりしたひとときを過ごしてみてください。「イノダコーヒ」は、そんな時間を過ごすのにぴったりの場所なのではないでしょうか。

イノダコーヒ本店

京都市中京区堺町通三条下ル道祐町140
075-221-0507
7:00~19:00(朝食は11:00まで)
無休
http://www.inoda-coffee.co.jp/

 

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京都の朝カフェ&朝ごはんガイド[連載終了・全40回]

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Written by

清塚あきこ

編集者・ライター。出版社および編集プロダクション勤務を経て、2012年独立。京都関連の情報誌や書籍を中心に、実用書や各種パンフレットの編集・執筆に携わっている。好きなものは、装幀の素敵な本、矢野顕子さんの声、酸っぱめのコーヒー、地方が舞台のサスペンスドラマ、肌触りのいいボーダーシャツ、サクサクのスコーン。京都のはずれ在住。一児の母。

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