ナマステ!ただいま南インドに来ています。現地から朝ごはんのレポートです。
米が主食の南インドは、蒸しパンやクレープのような生地も米粉を使うのが主流。米料理にこんなにバリエーションがあるとは!という感じです。
朝ごはんにも様々な米ものがありました。
お皿の中は上から左回りに、ポンガル、ワダ、イドリー2種、チャツネ3種。左上のカップに入ってるのはサンバル。
ポンガルは米と豆をモチモチになるまで煮たもの。おかゆというにはモチモチ。サンバルやチャツネを添えて食べます。
ワダは豆粉で作った生地を揚げたもの。
イドリーは米で作る蒸しパン。お米と豆を一晩水にひたし、ミキサーにかけてペースト状にしてから発酵させて、蒸して作る手間のかかるもの。今はミックス粉があるので手軽になってるそうです。これもサンバルとチャツネをつけて食べます。
このクレープみたいなのも米で作ります。
生地はイドリーと同じ。それを鉄板で薄く焼きます。写真のは中にスパイス入りマッシュポテトが入ってますが、これもサンバルとチャツネをつけて食べます。
お皿上から左回りに、ポンガル、ラバ キチャディ(キチュリ)、スウィート プットゥ、チキンカレー、サンバル、ベジタブルコロッケ、真ん中がワダ。
すでに説明したお料理以外の説明を。キチャディは野菜とセモリナ粉のおかゆ。米で作るのが一般的ですが、これはセモリナ粉でした。
スウィートプットゥはピラフみたいなのだと思ったら、積極的に甘かった(^^;;デザートの域。米とココナッツの蒸したものです。ただのプットゥは甘くありません。
こちらがただのプットゥ。
左上のケーキ状のものがプットゥです。これは全く甘みなし。豆カレーやチャツネと食べます。
お皿の中を説明すると、上から左回りに、プットゥ、グラブジャムン、ゆで卵、ラバウプマ。
グラブジャムンは、コアという凝縮乳と小麦粉の生地を揚げてシロップに漬けたもの。激甘だけどクセになる美味しさです。大好きなインドスイーツ。
ラバウプマは、セモリナ粉のおかゆというか練ったものというか。クスクスみたいな感じ。サンバルをかけて食べると美味しい^ ^
こちらはハウスボート、船に泊った日の朝ごはん。
洋風アレンジされてる朝ごはんで、左上はパンケーキなんですが、米粉で作ってます。米粉の身近さが伺えるな〜と感じました。
日本も米主食文化ですが、同じ米主食文化でもかなり違いがありますよね。毎日毎食カレーですが、全く飽きないのは、主食が米ベースだからかも。
見た目は違ってもとても親近感のある朝ごはんです。