12月31日:今日は「大晦日」
1年の最後の日、おおみそか。この日は年越しソバを食べてゲンを担ぎますが、ほかにも新年を迎える前後にしておくとよい縁起ごとがあるようですよ。
大晦日と三が日に、1年の運気が決まる!
「一年の計は元旦にあり」というように、元日の過ごし方で1年の運勢が決まるともいわれています。そしてそのために、元旦までに準備しておくといいことが3つあります。
その1つが大掃除。これは1年分の汚れをキレイにすることで、神様をむかえる準備をすることにあたります。年末の大掃除が正月を迎える大切な行事ということは、意外と知られていないかもしれません。
大掃除のあとには鏡餅や門松をかざり、歳神様を迎えて祀る準備をします。12月28日から飾り、「運を開く」意味のある「鏡開き」にそのパワーを吸収するといいそうですよ。
そして大晦日の縁起といえば年越しソバ。切れやすいソバの麺で「1年の厄を断ち切る」ほか、長寿への願いも込められているといわれます。日付が変わるころ除夜の鐘を聞きながら食べることが多いようですが、一部の地方では元旦にいただく習慣も。
いよいよ元旦を迎えたら、この日の最高の縁起は”初日の出”を迎えること。これは年神様を迎えることにもあたる、1番縁起の良いこととされています。そのあとは、おせちを楽しんだり初詣にでかけたり。初詣は7日までに、前年にお世話になったお札やお守りを返すこともお忘れなく。
何かと慌ただしい年末年始ですが、元旦から3日間の過ごしかたで1年が左右される前日の大晦日。来年も、みなさまが笑顔で心穏やかに過ごせることを、心からお祈り申し上げます。
5月から仲間入りさせていただきました「今日は何の日?」のコラム。毎日たくさんのみなさまに読んで頂いたことに、心から感謝いたします。みなさま、どうかよい年をお迎えくださいませ!
1年365日、明日も新年を迎えると同時にこのページも更新される予定です。除夜の鐘や初日の出を迎えるスキマ時間に、来年も朝時間jpをどうぞよろしくお願いいたします。
「大晦日」とは?
1年の終りの日。月末のことを晦日(みそか)晦(つごもり)といい、年末の最後の日なので大晦日・大晦という。