おはようございます!今週は旅の思い出朝ごはん。
今年の頭にスペインを旅して、バルセロナのあちこちで見かけたパンコントマテです。
パンコントマテとは“パンとトマト”というそのままの名前のお料理。スペインの中でもバルセロナのあるあたり、カタルーニャ地方の名物です。
バルセロナでの朝は近所のカフェやパン屋さんでバゲットサンドのボカディージョを食べたのですが、そのボカディージョのパンに塗ってあるのも、バターではなくトマトなんです!
じゃがいものトルティージャのボカディージョ
パンにはトマトが塗ってあります
スペインではサンドイッチといえば、バゲットサンドが一般的。バゲットは日本のようにパリパリもっちりではなく、ちょっとボソッとした感じ。写真の通り、立派なバゲットに立派なトルティージャ(オムレツ)が挟んであるのですが、これが朝からさらっと食べれてしまうんです。それは、パンに塗ってあるトマトのおかげだろうな、と感じました。(まあ、私が大食いなのもありますが)
サンドイッチを作るときの常識といえば、パンにバターを塗って具の水分を吸わないようにするわけですが、これはその真逆。程よくしっとりさせて、ぼそぼそとしたスペインのバゲットが食べやすく美味しくなってる感じです。
味も、ほんのり酸味のおかげか飽きが来ないんです。トマトはうまみもありますし、卵やハムといった定番のサンドイッチの具とも相性いいですしね。これは本当に美味しかった!
トマトの塗り方は、直接パンにトマトの断面をこすり付けてもいいですし、私がスペインで習ったのはすりおろして軽く塩とオリーブオイルを混ぜてディップ状にする方法。
おろし金でひたすらトマトをすりおろした料理教室
スペインのご家庭で使ってるおろし金と
日本のおろし金と変わらないのがちょっと嬉しかった^^
これをしっかり焼いたパンにたっぷり塗っていただきます。バターやジャムも美味しいけれど、これはヘルシーだし、あっという間にトマトがたっぷりとれちゃうし、生野菜サラダはちょっと寒いな、というこの時期のビタミンチャージにおすすめです!
スペイン帰国後はちょっと自分的にブームでパンコントマテの朝ごはん♪
3月24日の朝ごはん。調理時間7分
パンコントマテ、チーズと野菜のサラダ、サラミ、目玉焼き、美生柑。
3月25日の朝ごはん。調理時間5分
生ハムのボカディージョ、ベイクドポテト、目玉焼き、ヨーグルト。
ボカディージョはパンコントマテで野菜と生ハムをサンド。トマトを塗ってるので固くなったパンがしっとり食べやすい!