今日のカフェボンボンの本棚は、日曜日の絵本。
どんなに元気なひとだって、ふっと感じるときがある。ひとりぼっち?って。そんなときはこの本を手にとってみてください。きっと心にぽっと灯りがともる。ドイツ発の小さな愛らしい絵本です。
「ぼく」はいつも自由。生きたいように生きている。それはあなたを見ればすぐわかる。大らかでのびのびしていてやさしい目をしてるから。主人公のクマさんはあなた自身やあなたの知ってる誰かに似ているかもしれない。
どこにでもひとりで出かけていって、新しいことにも挑戦して、みんなとも仲良くできる。ぼくはこんなじぶんがすき。わたしもあなたがすき。でもね、ぼくもなんだか心細くなるときがある。そんなときは、ひとりぼっちだって感じたときは……。
がんじがらめになってるなあって思ったら、このクマさんのように歩きたい道を歩いて、自分の生き方で生きる。ひとりぼっちなの?って心に問いかけたくなるときは、やっぱりこのクマさんと同じこと、したい。
さみしい気持ちはこの絵本にパタンと閉じ込めて。
『ひとりぼっち?』
作・絵:フィリップ・ヴェヒター/訳:アーサー・ビナード
出版社:徳間書店
イマジネーションが広がる日曜日。
一冊の素敵な絵本と出会ったら、いつもと少しだけ違う月曜日が始まります。
楽しい休日を。
Love, まっこリ〜ナ
*朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』連載一覧はこちらです。
https://asajikan.jp/topics/cafebonbon/
朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』はこちら>>