たっぷり作って色々アレンジ!「キャベツとベーコンの炒め蒸し」のお弁当

 

みなさま、おはようございます!

忙しい女子のみなさまのためのお弁当の連載!第16回目は「キャベツとベーコンの炒め蒸し」をご紹介します。

野菜にしっかり火を通して水分も飛ばすと傷みにくくうまみもUP!冷蔵保存で3日もちますので、休日にたっぷり作り置きして色々なおかずにアレンジ!朝のお弁当作りを楽にしてください。

 

キャベツとベーコンの炒め蒸しのお弁当

キャベツとベーコンの炒め蒸し

(材料)作りやすい分量

・キャベツ 大1/4個(400g)
・ベーコン 100g
・油 大さじ1
・水 大さじ2
・塩 小さじ1/2
・こしょう 少々

(作り方)

① キャベツは5mm幅に切る。芯は切り取って薄切りにする、ベーコンも5mm幅に切る。

② フライパンに油を入れて強火で熱し、ベーコン、キャベツ、塩の順に入れて軽く炒める。

レシピ1
③   ②に水を回し入れてフライパンの蓋をして弱めの中火で10分程度蒸し焼きにする(途中何度か全体を混ぜる)。

レシピ2

④  キャベツが透き通り甘い香りがしてきたら、フライパンの蓋をとり、強めの中火にしてしっかり水気を炒りとばし、こしょうをふる。

レシピ3

※水分をしっかり飛ばすのがコツ。うまみが素材にからみ、傷みにくい作り置きができます。

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「野菜炒めをお弁当に入れると美味しくないのはなぜ?」

強火でサッと炒めた出来立ての野菜炒めはシャキシャキとしてとても美味しいのですが、時間がたつと塩分をまとった野菜から水分が出てしんなりとして傷みの原因にもなりますので、お弁当向きではありません。

「でも、お弁当にしっかり野菜を入れたい。」

サッと炒めてから蓋をしめてじっくり水分を出して火を通す「炒め蒸し」した野菜炒めがおすすめです。

じっくり火を通して野菜の甘味やうまみを引き出した後、必ず水分をしっかり飛ばします。

炒め蒸しした野菜炒めは、日もちがしますし、すでに火が通っている野菜があるとお弁当作りがグンと楽になります。

 

↓いつもの海苔弁の野菜に。作り置きのピーマンとひき肉のチンジャオ風と一緒に。

朝は鮭を焼くだけ! 野菜もたっぷりとれる鮭の海苔弁です。

お弁当

 

オムレツの具にしたり、肉巻きの具にしてもすでに火が通っているので、生焼けの心配も水気のでる心配もありません。

肉巻

 

野菜のおかずは、朝、一から作ろうと思うと、時間がかかりますよね。

忙し女子のみなさま、ちょっと時間のあるときに、たっぷり作り置きしてみてください。シンプルな味にしておくと、アレンジもききますし、飽きがこず美味しいですよ!

今週もお弁当作りがんばってくださいね。

 

料理研究家 かめ代。

公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/

 

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Nice to meet you!

忙し女子でも作れる!簡単お弁当レッスン

手間はかからずに、手軽に栄養のとれるおいしいお弁当の作り方&レシピ
Written by

料理家 かめ代。

料理家。お弁当愛好家。
「朝時間.jp」にて、2015年5月から「お弁当レッスン」を毎週連載中。毎日のお弁当作りの負担を減らす「心が楽になる」レシピ作りをめざしている。著書に「お弁当は野菜のおかず作りから」「忙し女子のための料理上手になる らくちん弁当」(イカロス出版)他。
▼公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/

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