よしもとばななの素敵な小説『海のふた』が映画になりました。ふたりの女性の交流と夢を描いた心癒される物語。原作と同じ西伊豆の町・土肥が舞台です。2015年7月18日（土）より全国公開です！
かき氷が大好物のまりちゃんの夢。それは、ふるさとの西伊豆に戻って自分でかき氷屋を始めること。
まりが浜辺沿いに小さなかき氷屋さんを開いてまもなく、大切な人を亡くしたはじめちゃんがひと夏静養にやってくる……。
ハイビスカスの花に浮かんでいる透明な水滴みたいにきれいな雰囲気のはじめちゃん。彼女に店を手伝ってもらううち、まりはそのしんとした静かで強い心に魅かれていく。物語には夢を叶える幸福感ときらめきが散りばめられています。
海のふたの「朝時間」は、糖蜜のかき氷。夏の太陽に甘い氷が淡く消えていきます。
映画でまりを演ずるのは菊池亜希子さん、はじめちゃん役は三根梓さん。ノスタルジックな風景や「埜庵」監修のこだわりのかき氷も楽しみですね！
「海のふた」はまだ開いたばかり。やさしい「海時間」に心地よく身をまかせて。本と映画の両方で、素晴らしい夏の気分を楽しんでください。
『海のふた』
著者：よしもとばなな
出版社：中央公論新社
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海のふた
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7月18日（土）より
新宿武蔵野館ほか全国ロードショー
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配給・宣伝：ファントム・フィルム
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©2015 よしもとばなな／『海のふた』制作委員会
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Love, まっこリ〜ナ
＊朝読書のすすめ『まっこリ～ナのCafe BonBon』連載一覧はこちらです。
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