昨日のブログ“旅するタンブラー”で触れたストライプ本! ジャック・タチ監督・主演の名作映画「ぼくの伯父さんの休暇」のノベライズ本です。
舞台は1950年代のフランスの海辺の保養地。たくさんの避暑客で賑わう「海岸ホテル」に、ジャック・タチ演じるユロ氏がヴァカンスにやってくる。
ユロ氏の意図しない突飛な行動が、海辺でのんびりと過ごす避暑客たちを仰天させ大騒動を巻き起こす。
夏休みの高揚した気分と、退屈と。そして避暑地特有のざわついた雰囲気の中を、ユロ伯父さんが南風のように吹き抜けていく。
映画『ぼくの伯父さん』は最高にいいけれど、私は『ぼくの伯父さんの休暇』も大好き。ヴァカンス中の伯父さんはものすごく魅力的だから。
挿し絵はジャック・タチ映画の一連のポスターを描いたピエール・エテックス。小粋なイラストを見ていると、映画のユロ氏にまた会いたくなってくる。
『ぼくの伯父さんの休暇』
原案:ジャック・タチ/著者:ジャン=クロード・カリエール/
挿画:ピエール・エテックス/訳:小柳帝
出版社:アノニマ・スタジオ
*『ジャック・タチ映画祭』で上映された映画がアンコール上映中です!
2014年7月4日(金)まで。東京・渋谷のイメージフォーラムにて。『ぼくの伯父さんの休暇』も上映予定です。そのほか全国各地で順次公開されていますので、機会があったらぜひ。
詳しくはこちらのホームページ『ジャック・タチ映画祭』で。
Love, まっこリ〜ナ