今日のカフェボンボンのおすすめメニューは、『聴くシネマ×観るロック』。
映画とロックをつなぐ斬新なガイドブックをお届けします。総勢330作以上を紹介。珍作、怪作も数多く登場します。
『聴くシネマ×観るロック』
著者:長谷川町蔵
出版社:シンコーミュージック・エンタテイメント
恋もサスペンスもコメディもロック・ナンバーにのせて。映画ファンにも音楽ファンにもたまらない一冊です!
映画のシーンで流れた曲の意味を解説しつつ、映画とロック両方の魅力をとことん語り尽くします。たとえば、ソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』。18世紀が舞台なのに、挿入曲が80年代初頭の英国ニュー・ウェイヴのナンバーなのは、この映画がソフィアの少女時代へのオマージュだから……。
音楽の挿入の意味がわかると、映画の見方も深まって面白さも倍増ですね。『スクール・オブ・ロック』『あの頃ペニー・レインと』『エリザベスタウン』と、個人的に好きな映画もたくさん。映画熱が再燃しちゃいます。
映画×ロックといったら『パイレーツ・ロック』もはずせません!
舞台は1966年当時、イギリスでブリティッシュ・ロックの放送が制限されていた頃。音楽と自由を求めて、船上からロックをかけつづけた「海賊ラジオ局」のDJや若者たちの映画です。「あの人が!」というような名優たちが勢ぞろい。劇中に流れる名曲もファッションも素敵。この本には出てきませんが、60年代のカルチャーやおしゃれが好きな方、おすすめです!!
「朝時間」のロック・ナンバーは、「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」で。『スクール・オブ・ロック』で流れるクリームの曲。ノリノリでいきましょ!
本のお供には、映画館気分でポップコーンをどうぞ。
Love, まっこリ〜ナ
*朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』連載一覧はこちらです。
https://asajikan.jp/topics/cafebonbon/
朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』はこちら>>