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映画と音楽がシンクロする新感覚ガイド『聴くシネマ×観るロック』

 

今日のカフェボンボンのおすすめメニューは、『聴くシネマ×観るロック』

映画とロックをつなぐ斬新なガイドブックをお届けします。総勢330作以上を紹介。珍作、怪作も数多く登場します。

20120828

聴くシネマ×観るロック
著者:長谷川町蔵
出版社:シンコーミュージック・エンタテイメント

恋もサスペンスもコメディもロック・ナンバーにのせて。映画ファンにも音楽ファンにもたまらない一冊です!

映画のシーンで流れた曲の意味を解説しつつ、映画とロック両方の魅力をとことん語り尽くします。たとえば、ソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』。18世紀が舞台なのに、挿入曲が80年代初頭の英国ニュー・ウェイヴのナンバーなのは、この映画がソフィアの少女時代へのオマージュだから……。

音楽の挿入の意味がわかると、映画の見方も深まって面白さも倍増ですね。『スクール・オブ・ロック』『あの頃ペニー・レインと』『エリザベスタウン』と、個人的に好きな映画もたくさん。映画熱が再燃しちゃいます。

映画×ロックといったら『パイレーツ・ロック』もはずせません!

舞台は1966年当時、イギリスでブリティッシュ・ロックの放送が制限されていた頃。音楽と自由を求めて、船上からロックをかけつづけた「海賊ラジオ局」のDJや若者たちの映画です。「あの人が!」というような名優たちが勢ぞろい。劇中に流れる名曲もファッションも素敵。この本には出てきませんが、60年代のカルチャーやおしゃれが好きな方、おすすめです!!

「朝時間」のロック・ナンバーは、「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」で。『スクール・オブ・ロック』で流れるクリームの曲。ノリノリでいきましょ!

本のお供には、映画館気分でポップコーンをどうぞ。

Love, まっこリ〜ナ

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小説から絵本まで、編集者が選ぶ”朝読書”におすすめの1冊
Written by

まっこリ〜ナ

編集者・ライター

出版社勤務を経てフリーランスに。図鑑や写真集、子どもの本や雑誌などの編集に携わる。本がくれる愛のチカラを糧に生きる日々。いちばん好きな本の主人公は長くつ下のピッピ。
趣味は草花園芸、編み物、ランニング、スポーツ観戦。

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