今日のカフェボンボンは、『小さな星通信』。
“自分の命がある限り、僕は絵を描いてるだろう。”美術家・奈良美智が半生をつづった自伝です。
小学校への記憶地図、住んでいた部屋の間取りが楽しい。絵や写真も満載、ポスターもついてます。
『小さな星通信』
著者:奈良美智
出版社:ロッキング・オン
奈良美智が描く子どもの絵。そのブスッとした顔つきが好きすぎて、いつも胸がキュウ、ドキンとする。
愛しくってにくったらしい、そんな気持ち。こんなにも心を捉えて離さない絵は、どんなふうに生まれたのだろう?
高校生までを過ごした青森での日々、美大生となった東京での暮らし。ヨーロッパへの一人旅で、自分の進む道が見えてくる。
自分の絵を描きたいという信念を失わない。どんなときもその気持ちを持ち続けること。かけがえのない友人たちとの出会いやつき合い方にも、奈良さんの率直な人柄がよく出ています。
この小さな星に生まれ落ちて、どう成長していったか。そして、描き続けることの決意表明でもある本。絵の根っこの部分に、触れられる気がする。
Love, まっこリ〜ナ
*朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』連載一覧はこちらです。
https://asajikan.jp/topics/cafebonbon/
朝読書のすすめ『まっこリ~ナのCafe BonBon』はこちら>>