今日のカフェボンボンは、文房具好きな方にはたまらない本。作家・片岡義男の『なにを買ったの? 文房具。』をセレクトしました。
文房具から夢が広がる素敵な本をお楽しみください!
『なにを買ったの? 文房具。』
著者:片岡義男
出版社:東京書籍
本書の文房具の写真は、文房具好きで知られる著者が自ら撮影したもの。晴れた日の午後の決まった時間に太陽の直射光のもとで撮る、というこだわりが、文房具の魅力を最大限に引き出しています。
光に照らされた40個の固形水彩絵の具、白い芯の鉛筆ばかり数十本、紙箱から流れ出る色とりどりのペイパー・クリップ……。意表を突いた配置や取り合わせが、文房具の新しい面を見せてくれます。
ドイツ製の12色のチョークとベルギー製のチョコレートの包装紙の色がどこか似ていることに気づくのも、新たな発見のひとつ。機能一辺倒だと思っていた輪ゴムでさえも美しいと感じます。形や色の好ましさが、文房具への愛着をより深めるのですね。
文房具の「朝時間」は、スペイン製のノートブック。毎朝、新しいアイデアをメモしたくなる赤い表紙のノートです。
アメリカ製のライティング・タブレットを探しにハワイの田舎町を旅したいと夢見る片岡さん。作家が言葉を書きとめるタブレットと青い空。一本の鉛筆やノートから夢が広がります。
Love, まっこリ〜ナ
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