今日のカフェボンボンは、本当の沖縄を感じる旅のガイドブック。
南の島の小さなパラダイスを探しに出かけましょう!
那覇在住の著者が、地元の人しか行かないような店や場所を探して紹介した本です。
『沖縄のおさんぽ』
著者:松永多佳倫
出版社:メディアファクトリー
南国・沖縄の写真なのに、太陽がぎらぎらしていない。
子どもたちが遊ぶ路地裏や、柔らかい光の差す石畳やフクギ並木の風景が新鮮です。
ぜひ訪れてみたいのは、今帰仁(なきじん)の浜辺へと出る坂道。
生い茂る緑のなかに赤煉瓦の家が見えています。
本島南部のビーチへ続く静かな道を歩いていると、三線教室から子どもが弾く三線の曲が聞こえてきたことがありました。波の音と三線の音色。立ち去るのが惜しいような一時でした。
「海へ出る道」ほど心躍る道はほかにないような気がします。
そして、海水浴のあとは「氷ぜんざい」!!
甘く煮た金時豆と白玉の上にかき氷が乗った、沖縄独特のスイーツです。
氷ぜんざいをひとくち食べると暑さも引いて、ほっとひと息。
那覇にある昔ながらの店『千日』の氷ぜんざいは、本当に美味しいです。
山盛りのふわふわのかき氷。汗をだらだらかいてたどりついた甲斐があったというもんです。
沖縄の「朝時間」は、おばあさんたちが元気に働く農連市場の朝。
午前3時には活気づく市場です。
那覇、首里、桜坂、栄町市場、読谷、浦添・宜野湾、コザ、本部、糸満・南城……。
沖縄本島へ行きたくて、いても立ってもいられなくなる一冊です。
Love, まっこリ〜ナ