今日のカフェボンボンは、お祝いの喜びにあふれた本を。
クリスマスシーズンにもぴったりの『世界の祝祭日とお菓子』をお届けします。特別な日のお菓子55個をエピソードとレシピつきで紹介しています。
『世界の祝祭日とお菓子 Holiday Sweets of the World』
出版社:プチグラパブリッシング
世界の国々の伝統的な祝祭日。
おめでたい日のお祝いのしかたは国や民族によって違います。ただ、どこの国に生まれたとしても、祝祭日を家族や友人とともに毎年無事に迎えられたら、何よりも幸せですよね。
そんな特別な日、感謝の気持ちをかみしめる日には、独特なお菓子がつきもの。心を込めてお菓子を手作りし、家族とともに味わい、友人や仲間にふるまいます。
本の表紙の魚の形をした可愛らしいお菓子は、フランスのポワソン・ダブリル。「四月の魚」という意味のフランス語で、エイプリルフールのこと。この日に、魚の形のお菓子を手づくりして、親しい人にプレゼントする習慣があるそう。子どもたちは紙の魚を学校に持っていき、先生や友だちの背中にそっと貼りつけていたずらする。
アルザス地方に伝わる復活祭のお菓子のヒツジ、食べると幸せな新年が迎えられるというオランダのひと口ドーナツ。イタリアの結婚式に欠かせないハート型のクオリチーニ。
それから、クリスマスのお菓子、ドイツのシュトーレンやスペインのボルボロン。ベルギーのアントワープの手やアフガニスタンの象の耳など珍しいお菓子もたくさん!!
お国柄や時代とともにレシピは変わるけれど、どのお菓子も華やかな気配に満ちている。特別な日の晴れやかでおごそかな気持ちは、きっとどこの国でも同じだと思うから。
Love, まっこリ〜ナ
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