今朝のカフェボンボンのおすすめは、『世界の路面電車』。
路面電車の走る外国の風景を集めた写真集です。旅心誘われる景色をお楽しみください。
『世界の路面電車』
出版社:ピエ・ブックス
富山県の万葉線で「ドラえもん」路面電車の運行が始まったそうですね。車体はもちろんドラえもんカラー。ぜひ乗ってみたいです!このニュースを聞いて、本書をご紹介したくなりました。
ドラえもんトラムもそうですが、路面電車の走る風景はとっても楽しい。かわいくて小回りが利く路面電車が、外国の街の風景を生き生きと見せてくれます。
小さな車両に乗客をわんさか乗せて、細い路地を抜け、坂道を上ったり降りたりしながら、街じゅうを走り抜けていきます。
店先や家の軒下すれすれを通るから、街を内側から眺めているような気分。はためく洗濯物やバルコニーの植木鉢を見ているうち、よそ者目線じゃなくなるのがいいですね。
そういえば、ヴィム・ヴェンダース監督の『リスボン物語』という映画には、路面電車が効果的に描かれていました。映画の録音技師がリスボンの町の音を探すというストーリーです。とても素敵なロードムービー、おすすめです!
本書の「朝時間」は、リオデジャネイロの路面電車。通学の子どもたちがしがみついています!本のお供には、駅近くのカフェのコーヒーをどうぞ。
Love, まっこリ〜ナ