夏の旅行、帰省など、何かと出費が増えやすいこれからの時季。「貯めたいと思っているのに、なぜかお金が残らない」「予定外の買い物が多い」と感じていませんか?
まずは毎月の支出を整理したり、買い物の仕方を見直したりするだけでも、ムダ遣いは減らしやすくなります。
今回は、ファイナンシャルプランナー・稲村優貴子さんの連載から、お金が自然と貯まりやすくなる家計習慣を3つご紹介します♪
【1】お金の流れを整える!家計リセットのポイント5つ
「節約しよう」と思ったとき、食費や日用品費を細かく削る前に見直したいのが、毎月のお金の流れです。
稲村さんがおすすめする家計リセットのポイントは、次の5つ。
- 1. スマホ代や保険料、サブスクなどの固定費を見直す
- 2. カード明細や通帳から、支出のクセを洗い出す
- 3. ボーナスの使い道を事前に仕分ける
- 4. 年間イベントにかかる費用を先取りする
- 5. 貯蓄や投資を自動化する

まずは、使っていないサブスクやアプリ課金、通っていないジムなど、毎月自動的に出ていく固定費をチェック。一度見直せば、節約効果がその後も続きます。
あわせて、直近3カ月分のカード明細や銀行口座の履歴も確認しましょう。コンビニでのちょい買いや、何となく買っている飲み物など、自分では気づきにくい支出のクセが見えてきます。すべてやめなくても、回数を減らすだけで出費を抑えられます。
ボーナスは、貯蓄などの「守り」、投資や学びに使う「攻め」、旅行や買い物を楽しむ「ご褒美」に、あらかじめ仕分けておくと◎

誕生日や帰省、車検、家電の買い替えといった年間の出費も、毎月少しずつ準備しておけば安心です。さらに、銀行の自動積立やNISAの積立設定などを活用すると、意識しなくてもお金が貯まりやすくなります。
すべてを一度に変えようとせず、まずは明細の確認や、使っていないサービスの解約から始めてみましょう。
【2】すぐに買わない!衝動買いを防ぐ3つのルール

買う予定はなかったのに、店頭やネットショップで商品を見ているうちに欲しくなり、そのまま購入してしまった経験はありませんか?
衝動買いを減らすために、買う前に立ち止まる3つのルールを取り入れてみましょう。
【1】欲しくなっても48時間待つ
気になるものを見つけてもすぐには買わず、48時間待ってから改めて判断します。
一目惚れした直後は「絶対に欲しい」と思っていても、時間が経つと気持ちが落ち着き、「なくても困らないかも」と気づくことがあります。ネットショッピングでは、いったんお気に入りやカートに入れ、購入手続きは翌日以降に回すと実践しやすいでしょう。
【2】買うものをリスト化する
スーパーやドラッグストアへ行く前には、不足しているものを確認し、買うものをリストにまとめておくのも効果的です。
目的の商品が明確になるため、特売品や目についたものを次々とカゴへ入れるのを防ぎやすくなります。
【3】金額を労働時間に置き換える
それでも購入を迷ったときは、「この金額を得るために、何時間働いたか」を考えてみましょう。
たとえば6,000円の商品なら、その金額に相当する労働時間と比べることで、自分にとって本当に必要な買い物なのかを判断しやすくなります。
我慢だけに頼るのではなく、買う前に立ち止まる仕組みを作ることが、予定外の出費を減らすコツです。
(参考:無駄遣いを防ぐ!FPが教える「衝動買い」を止める3つのストップ術)
【3】ゲーム感覚で続けやすい♪「つもり貯金」を始める
節約や貯金を楽しみながら続けたい人におすすめなのが、「つもり貯金」です。つもり貯金とは、お得になった金額や、使わずに済んだお金を、支払った“つもり”で貯めていく方法。
たとえば、普段600円で購入している昼食を200円のお弁当で済ませた日は、差額の400円を貯金します。ポイントを使って500円安く買い物できた場合は、その500円を貯めるという仕組みです。

ほかにも、バスに乗らず歩いて移動した日や、クリーニングに出す予定だった服を自宅で洗った日、カフェではなく家でコーヒーを淹れた日など、貯金のチャンスは日常の中にたくさんあります。
専用の貯金箱や空き瓶を用意すれば、硬貨が増えていく様子を目で見て楽しめます。キャッシュレス派なら、浮いた金額を専用口座へ移す方法でもOK。「今日は300円得した」と成果が分かるため、ゲームのような感覚で続けられます。

ただし、お気に入りのカフェや楽しみにしている買い物まで、すべて我慢する必要はありません。気づいたときに取り組むことが、長く続けるポイントです。
貯まったお金を旅行やおいしい食事に使うなど、楽しみな目標を決めておけば、日々の節約にも前向きに取り組めそうですね。
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出費が増えやすい時季こそ、普段のお金の流れを見直すよいタイミングです。
旅行や買い物も楽しみながら、ムダな支出はしっかりカット。メリハリのあるお金の使い方を始めてみましょう♪

