ヨガインストラクターのSAKURAです。この公式ブログでは、理学療法士でもあるヨガインストラクターの視点から、体を安全に整えるためのヒントをお届けしています。

新しい環境、新しい人間関係。4月は、意識していなくても脳が大量の情報を処理し続け、いわば「オーバーヒート」状態になりやすい時期です。
しっかり寝たはずなのに朝から頭が重い、あるいは夜中にふと仕事のことが浮かんで目が覚めてしまう……。それは体の疲れというよりも、脳のインプット過多による「情報の渋滞」が原因かもしれません。
脳は寝ている間も「警戒モード」に?
睡眠には、その日に得た記憶や感情を整理し、脳のキャッシュ(一時保存データ)をクリアにする役割があります。しかし、未完了のタスクが頭に残っていると、脳は睡眠中も「警戒モード」を解くことができず、深い眠りを妨げてしまいます。

5分で脳をオフにする「ブレインダンプ」のすすめ
そこで取り入れたいのが、寝る前の5分間で脳内の情報を外に出す「ブレインダンプ」という習慣です。
やり方はとても簡単。寝る前に、今頭の中にある「明日やること」「気になっていること」をすべて紙に書き出すだけです。実は、ある大学の研究でも、寝る前に「翌日のタスク」をリスト化した人は、そうでない人に比べて有意に入眠時間が短縮されることが証明されています。

「紙に預ける」ことで自律神経を切り替える
「やるべきこと」を言語化して紙に預けると、脳は「これは外部に保存された」と認識し、一時的にその情報を手放すことができます。
すると、思考を司る前頭前野の興奮が鎮まり、自律神経がスムーズに副交感神経へと切り替わるのです。これは、いわば脳のスイッチを物理的にオフにする作業です。

「夜の整理」が「クリアな朝」をつくる
パソコンも不要なウィンドウを閉じると動作が軽くなるように、私たちの脳も夜のうちに「整理」を終えておけば、翌朝は驚くほどクリアな状態でスタートできます。
4月の忙しさに振り回されるのではなく、夜のうちに脳の余白を作っておく。そんな「情報の断捨離」を味方につけて、軽やかな春の朝を迎えてみませんか。
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