人と比べて落ち込んだり、思うように進まない自分にモヤモヤしたり…。気持ちを切り替えたいのに、頭の中でぐるぐる考えてしまうことってありますよね。
そんなときに頼りになるのが「朝ノート」。心の中にたまった思いを紙に書き出すだけで、驚くほど気持ちが軽くなることがあります。
今回は、「朝活手帳」の著者であり国家資格キャリアコンサルタントでもある池田千恵さんの記事を参考に、気分を切り替えてモヤモヤを解消する「朝ノート」の活用法を3つご紹介します。
【ポイント1】モヤモヤは「そのまま書く」。感情を出すだけで整い始める

気持ちが沈んだとき、「こんなこと思っちゃダメ」「気にしないようにしよう」と、つい感情を押し込めてしまうことはありませんか?
でも池田さんは、モヤモヤした気持ちは「感じてはいけない」と我慢すると余計つらくなる、我慢しないことが大切だと伝えています。
特に、人と比べて落ち込んだときの嫉妬やひがみ、焦りのような感情は、誰にでも自然に生まれるもの。そんな気持ちを否定せず、誰にも見られないノートにそのまま書いていくと、少しずつ心が落ち着いてくるのだそうです。
ポイントは、きれいにまとめようとしないこと。文章になっていなくてもOKで、思いつくままに書きなぐっていくうちに、自然と冷静になっていきます。
頭の中だけで抱えていると、モヤモヤはどんどん膨らみます。でもノートに出してしまうと、「あ、私こう思ってたんだ」と客観視できるようになって、気持ちがスッと軽くなりますよ。
(参考:“人と比べて落ち込む”…モヤモヤを洗い流す「朝ノート」の書き方)
【ポイント2】落ち込んだら「戦略的」を意識する。できなかった自分を責めない工夫

早起きや朝活を続けようと思っていても、寝坊してしまったり、計画通りにいかなかったりする日もありますよね。
そんなとき、「またできなかった…」と自分を責めてしまうと、次の日のやる気まで削られてしまいがち。
池田さんがすすめているのは、気持ちを切り替えるために「戦略的」という言葉を味方につける方法です。
例えば寝坊しそうな日は、前日の夜に手帳へ「寝る!」と書き、「戦略的二度寝をする」と決めてしまうのだそう。
そうすると、ただの失敗だったはずの出来事が、「自分で決めた行動」に変わります。すると不思議と罪悪感が減って、気持ちが整いやすくなるんですよね。
この考え方は、寝坊だけでなくいろいろな場面で応用できます。
- 先送りしてしまった → 「戦略的先送り」
- 休んでしまった → 「戦略的休息」
- 落ち込んだ → 「戦略的落ち込み(回復の準備期間)」
さらに池田さんは、「三日坊主も続ければ習慣になる」という言葉も紹介しています。
続かなかった日があっても大丈夫。完璧にやろうとするより、気持ちを立て直して、また戻ってくればいいんですよね。
(参考:ダメな自分のままでもOK!朝ノートで気持ちをパッと切り替えるコツ)
【ポイント3】「朝」と「夜」で役割分担。ぐるぐる思考を断ち切るノート術

気分の切り替えが苦手で、失敗や誰かの一言を引きずってしまう…。そんなとき、頭の中では同じことを何度も考えてしまいがちです。
池田さんはその状態について、事実とは違うかもしれないのに「そうに違いない」と思い込んでしまう認知の歪みが関係していることもある、と伝えています。
そこでおすすめなのが、朝と夜でノートの役割を分けることです。
ポイントはとてもシンプル。
- 夜は「できたこと」だけを書く
- 朝は「落ち込んだ出来事の事実だけ」を書く
夜はどうしても「ああすればよかった」「また失敗した」と反省モードになりやすい時間。だからこそ、意識して「できたことだけ」を数えるようにすると、気持ちが前向きに整いやすくなります。
一方で朝は、前日の出来事を少し客観的に見やすい時間。だから「感情」ではなく、起きたことの事実だけを書き出して整理し、次の対策を考えるのに向いているのだそう。
朝と夜でノートの書き方を変えるだけで、モヤモヤを引きずりにくくなり、少しずつ「切り替え上手」になっていけそうです。
(参考:ポジティブ体質に切り替える!「朝ノート」「夜ノート」の活用法)

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モヤモヤをなくそうと頑張るほど、気持ちが空回りしてしまうこともあります。そんなときは、ノートに書くことで心を整える時間をつくってみるのがおすすめです。
まずは朝、ノートを開いて1行だけでも大丈夫。今日の自分が少し楽になる言葉を、そっと書いてみてくださいね。

