朝ノートで理想の未来を先取り!「3年後プロフィール」のメリットと効果とは

 

「朝活手帳」の著者 池田千恵さんの連載「朝ノートで作る!マイストーリーの育て方」では、朝時間を活用して人生を変えた池田さんに朝時間×ノートの使い方、考え方をご紹介いただきます。ノートを用意して、一緒に朝ノート習慣をはじめませんか?

第19回:「3年後プロフィール」で未来をビシっと定める方法(前編)

おはようございます!朝イチ業務改革コンサルタントの池田千恵です。

この連載では、朝時間でノートに自分の過去(自分が紡いできた物語)や未来(これから紡ぐ物語)を描くことで、小さいころからの夢やワクワク、興味の向かう先を思いだし、未来の夢につながる「道しるべ」を見つける方法を紹介します。

連載19回目の今回は、「3年後のプロフィール」を今、予測してノートに書くことのメリットと効果について解説します。

あなたは“何者”?今後重要になってくる「プロフィール」

ここ数年オンライン環境の発達で、リアルより先に「SNS」を通じて人と交流する機会が増えてきました。

「プロフィール」というと、例えば本を出したり事業をしていたりする人のもの…というイメージがあるかもしれませんが、会社員でも個人でもプロフィールをしっかり作っておくことは重要です。

なぜなら、プロフィールがあれば、あなたが

  • どんな人で
  • どんな考えを持って行動してきて
  • 今何をしているのか
  • これから何をしたいのか

を端的に相手に知ってもらえるから。そして「そんなことを考えているなら、こんな人を紹介するよ!」といったように、協力者が現れ、ご縁がどんどん広がっていくからです。

特に対面で人と会うことが難しくなっている今、対面する前から、自分を多面的に理解してもらえることは、孤独な気持ちを和らげることにも繋がります。

さらに、情報量が多くなってしまった今の時代は「じっくり話せばわかる」が通用しないことが増えています。

パッと見た時に「この人どんな人?」「何ができる人?」を判断できる状態にしておくことは、特に『人生100年時代、会社員人生だけで終わりたくない!』という方にとっては、会社内だけでなく会社の外での交流をしていくためにも大切ではないでしょうか。

何者でもない私…どんなプロフィールを書けばいいの?

ノートに書くことを考えている女の子

とはいえ、『今の自分には実績もやりたいこともしっかりしたものはない。プロフィールには何を書けばいいの?」と思う人も多いでしょう。

でも、大丈夫!今の自分に自信がなくても、「3年後の理想の自分」をイメージすれば、しっかりプロフィールが書けるはずです。

人間、3年も頑張れば何かしらの結果が出せます。なんとなく3年後を迎えるのではなく、「3年後、こうなっているはず」の未来を先取りして、あたかもそうなっているかのようにイメージしていきましょう。

ここで言うプロフィールは、SNSに書く公式プロフィールではありません。誰にも見せなくても良い朝ノート「こうなったら最高だ!」というワクワクする内容を書いてみてください。

手始めに、次の2つをイメージしてみましょう。

1) 3年後、どうなっていたい?

2) そのために必要な実績は?

あくまでも一例ですが

「自分の転職活動を活かし、3年後に内定をもらう方法を情報発信している『内定コンサルタント』として、会社員との2足のわらじを履いていたい」

と思うのであれば、あと3年でどのような活動をしていけば良いか、どんな実績が必要かのイメージがおぼろげにでも浮かんでくると思います。

具体的には「就活生○人に指導」「自身も転職して年収○%アップ」「企業から呼ばれて講演活動も行う」「人気のウェブ媒体でインタビューを受ける」…といった具合です。

こんな風に実績をイメージすると、現状とのギャップが見えてきます。そのギャップにちょっとだけ焦るかもしれませんが、焦りがスイッチとなります

そう、実績が足りないと思うなら、その実績をあと3年で作れば良いだけの話です。

まずは、「こんな自分だったら最高!」という3年後を先取りしてイメージしましょう。そのことにより、今の自分に足りないところが見えてきて、努力する方向を間違えなくなりますよ。

明日公開予定の後編では、さらに詳しく3年後プロフィールをどう書けば良いのかについて解説します。どうぞお楽しみに!

☆本連載は毎月1日・2日の公開です。

☆後編「夢実現が加速する!『3年後プロフィール』の書き方【実践編】は、6/2(水)公開予定です。

 

この記事を書いた人
Nice to meet you!

朝ノートで作る!マイストーリーの育て方

Written by

池田千恵

株式会社朝6時 代表取締役。国家資格キャリアコンサルタント。

外食企業、外資系企業を経て現職。経営戦略としての朝時間活用の仕組みを構築しているほか、個人に向けては会社員のまま成果を出しつつ自分だけの商品を作り、本業以外にも収入経路を持つ方法を朝活で学ぶコミュニティ「朝キャリ」(https://ikedachie.com/course/salon/を主宰。12年連続プロデュースの「朝活手帳( https://asajikan.jp/article/212337 )」など著書多数。

連載記事一覧

今日の朝の人気ランキング