おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
アボカドと言えばスーパーで輸入品が多く売られていますが、最近では日本各地でアボカドが栽培されるようになりました。世界には500品種以上のアボカドがあると言われていますが、国内では40種類以上ものアボカドが栽培されています。
私の住む愛媛県もアボカドの産地化を進めていて、柑橘が塩害などにより育たなくなった土地にアボカドを植えて、新しい農産物として注目を集めています。アボカドは通年販売されていますが、日本で栽培されているアボカドは10月下旬から1月と言われています。

アボカドは追熟して食べる果実で、国産アボカドは食べごろになっても皮が黒くならないものが多くあります。通常は収穫してから10日~2週間、常温で追熟すると、とろけるようなコクのあるアボカドになります。
アボカドはわさび醤油で食べると、美味しさがアップして刺身のように味わえます。

その他にも、ごま油と塩をつけても美味しいんですよ。切っただけで手軽に食べられるのも魅力です。

今回はそんな「アボカドを使った朝ごはん」をご紹介します。
【アボカドとマグロ丼】

材料 1人分
アボカド…1/4個
マグロの刺身…3切れ(25g)
青じそ…1枚
だし醤油…小さじ1
レモン汁…小さじ1/4
わさび…適量
マヨネーズ…小さじ1
白ごま…少々

作り方
【1】アボカドを縦に半分に切り、両手で交互に回して割り、種に包丁の元を刺して回し、取り除く。
皮を手でむき、1cm角に切ってレモン汁と合わせる。


【2】マグロを1cm角に切り、青じそは粗みじん切りにする。だし醤油とわさびを混ぜる。

【3】アボカドにマヨネーズを混ぜ、2と合わせる。ご飯にのせ、白ごまをふる。

火を使わず、切って混ぜるだけで濃厚で栄養満点の朝ごはんになりますよ。前日の刺身を残しておけば、翌朝すぐ作れます。
【アボカドとサーモン丼】

材料 1人分
アボカド…1/2個
サーモン…3切れ(30g)
青じそ…1枚
レモン汁…小さじ1/4
ごま油…小さじ1
粗塩…ひとつまみ
白ごま…少々
作り方
【1】アボカドは1cm角に切り、レモン汁で和える。
【2】サーモンを1cm角に切り、塩とごま油を混ぜる。青じそとアボカドを加えて混ぜ、ご飯にのせ白ごまをふる。
どんなアボカドでも美味しく作れます。お気に入りの品種で試してみてくださいね。
その他のアボカド料理はこちら
▼愛媛の郷土料理「ふくめん」
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12948307578.html
▼ミキサー不要「アボカドポタージュ」
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12876689595.html
次回は人参の美味しい食べ方をご紹介します。
*この公式ブログは毎週火曜日に更新します。次回もどうぞお楽しみに!

