おはようございます。野菜料理家 やのくにこです。
今朝のお目覚めはいかがですか?
「何だか身体が重だるくて、朝から元気がでない」…という方。それ、夏バテかもしれません。
野菜不足になるとビタミン、ミネラルが不足して体調の調節機能が働かず、その上、水分不足になっていることがあります。水分補給の多くは、実は食事からとっているのです。
野菜はほとんどが水分です。便秘解消の食物繊維も含まれていますので、朝ごはんにぜひ、野菜をたっぷり食べてくださいね。
…そうはいっても、忙しい朝に野菜を食べるのって面倒なもの。そこでおすすめしたいのが、今日ご紹介する、夏野菜のオクラを使った「夏野菜のネバネバサラダ」です。
作り置きもできるので、たくさんまとめて作って冷蔵庫に保存しておくと、忙しい朝に役立ちますよ♪
旬のオクラで簡単!「夏野菜のネバネバサラダ」
材料(4人分)
- オクラ 5本
- ナス 100g
- キュウリ 100g
- 中玉トマト 100g
- みょうが 1個
- 大葉 5枚
- すりおろし生姜 小さじ1
- 塩 ひとつまみ
- ポン酢 大さじ1
作り方
1) オクラをネットに入れたままこすりながら洗い、産毛を取る。小鍋に水を2cm程度入れ、沸騰したらオクラを入れて転がすようにしながら2分茹で、ザルに置いて冷ます。
2) キュウリとナスは5㎜角程度の粗みじん切りにして、塩を加えて揉み、5分置く。
3) 中玉トマトは小さめの角切りに、大葉とミョウガは粗みじん切りにする。
4) オクラを小口切りにしてボウルに入れて、よく混ぜる。粘りが出たら全ての野菜を加えて混ぜる、ポン酢を加えて味を整える。
味つけも具材もアレンジして楽しんで!
ご飯にかけて食べると、食欲のない日も美味しい朝ごはんになります。
実はこれは、山形の郷土料理「だし」といって、農家さんが忙しい夏に食べるメニューなんです。私が小さいころ、夏休みに祖父母の家に遊びに行くと必ず食卓に出ていた「だし」と呼ばれる、このネバネバサラダ。
味付けはポン酢以外にもお醤油だったり甘酢だったりと、色んな家庭の味があるようです。
私はトマトを入れたり、トウモロコシを入れたりと、冷蔵庫にあるものを何でも入れてアレンジしています。
翌日はお刺身を入れて混ぜてご飯に載せたり、そのまた翌日は卵を加えて混ぜて野菜たっぷりの卵かけごはんにしたりとアレンジも自在です。
冷蔵庫で3日ほど保存できますので、ぜひ作ってみてくださいね。この夏は「夏野菜のネバネバサラダ」で夏バテ知らずで頑張りましょう。熱中症予防にもおすすめです。
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次回は休日のブランチにおすすめの、野菜がもりもり食べられる「冷しゃぶ」をご紹介します。どうぞ、お楽しみに。
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