おはようございます。野菜料理家やのくにこです。
毎日暑すぎて、冷たいものばかり食べたり飲んだりしていませんか。冷たいものが多く胃腸に入ると、血管が収縮して血流が悪くなり消化不良になります。いわゆる腸の蠕動運動が鈍くなり、下痢や便秘になりがち。
その結果、だるくなったり、おなかが痛くなったり張ったりして、いわゆる夏バテになってしまいます。
夏バテを防ぐため、今の時期におすすめの野菜の1つが「オクラ」です。
「オクラ」のはたらきと調理法
オクラには水溶性のペクチンが含まれていて、腸内環境を整え便秘や下痢の予防にも効果が期待できます。また、不溶性の食物繊維を含むので、ダブル効果で腸内環境を整えてくれます。
新鮮なオクラはオクラの産毛が痛い場合があるので、下処理として洗った後に塩を軽く馴染ませ、まな板の上で転がして板ずりをしてください。
産毛が取れます。気にならない場合は、そのまま調理しても火を通すので気になりません。
さて、今日は、手軽に作れておいしい、朝食で楽しめる「オクラ」のレシピを3つご紹介します。
ダブルねばねば!「オクラ納豆」
材料(2人分)
- オクラ 3本
- 納豆 1パック
- かつおぶし 適量
作り方
1) オクラを沸騰したお湯で2分茹で、ザルにとって冷ます。粗熱が取れたら、ガクを切り落として小口切りにする。
2) 納豆をボウルに入れ、付属のたれとからしを入れよく混ぜる。(1)のオクラを加えてさらに混ぜ、かつおぶしをかける。
※そのまま食べても、ご飯にかけて食べてもおいしいです
※納豆が苦手な方はオクラだけで食べてもOK。オクラに少量のお醤油をかけて混ぜると粘り気が出て、おいしく食べられます。私の夏の好物です
山形の郷土料理「だし」
次は、山形の郷土料理のだしです。父の実家が山形のサクランボ農家で、小さいころ夏休みに家族で遊びに行くと、いつも朝食に「だし」が出てきました。
夏になると懐かしくて、私流にアレンジしてよく作ります。
材料(2人分)
- オクラ 5本
- ミニトマト 2個
- なす 50g
- きゅうり 1本
- みょうが 1個
- 青じそ 5枚
- (A)だし醤油 大さじ1
- (A)きび砂糖 小さじ1
- (A)お酢 大さじ1
作り方
1) オクラは沸騰したお湯で2分茹でて、ザルに上げ粗熱を取る。冷めたら小口切りにしておく。ボウルに入れて混ぜ、粘りを出す。
2) きゅうり、なす、青じそ、みょうがも粗みじん切りにして(1)のボウルに入れる。
3) (A)を(1)に加えて混ぜる。ごはんにたっぷりかけて食べる。
※食欲がない日におすすめの朝ごはんです
※前の日に作り置きしてもOK。冷たく冷やして温かいご飯にかけて食べてください
最後は、オクラのお味噌汁。これもおいしいですよ!
夏の朝にぴったり♪「オクラのお味噌汁」
材料(2人分)
- オクラ 3本
- 油揚げ 1/2枚
- 卵 2個
- だし汁 300ml
- 味噌 大さじ1
作り方
1) オクラは洗って軸を切り、ガクをそぎ切りにして2センチ程度の長さに切る。
2) 鍋にだし汁とオクラ、油揚げを入れ、沸騰したら火を弱めて1分煮る。
3) 味噌を加えて溶けたら、卵を落とし、火を止めて蓋をする。1分ほど待って卵を半熟になるまで固める。
※オクラのとろみがおいしい味噌汁です
そのほかにもオクラは肉巻きにしたり、ちょっとゆですぎてとろとろになったオクラの梅和えもおいしいですよ。レシピはこちらから↓
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12858385496.html
https://ameblo.jp/atelieryano/entry-12824105636.html
次回は冷たくしてもおいしい「イタリアンなすで作るカポナータ」をご紹介します。
☆この公式ブログは<毎週土曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに!