気づけば今年もあとわずか。みなさんは、この1年を振り返ってみて、始めてみてよかった習慣や、思い切って手放したらラクになったことはありますか?
普段は気づかないことも、一度立ち止まって見直してみることで、暮らしのヒントが見つかるかもしれません。そこで今回は、朝時間.jp編集部4人が実践した「今年始めてよかったこと・やめてよかったこと」をご紹介します。
年末のひと息つく時間に、「私も何か変えてみようかな」と気軽に思っていただけるきっかけになればうれしいです♪
【編集部江口】今年始めてよかったこと・やめてよかったこと
今年始めてよかったこと(1):これだけで確実に出費が減った!「支出メモ習慣」
食べ盛り・学び盛り(!?)の子供を育てる食いしん坊でお買い物大好きの母として、物価の上昇は本当に悩みの種。
お気に入りのお米が5kgで5,000円を超えてからは「本当にやばい…」となり、普段使っている手帳の片隅を使って、レコーディングダイエットならぬ「レコーディング節約」を始めました。

やることはとにかく簡単で、その週の支出(固定費以外)をメモするだけ。レシートをためておき、時間があるときに記入。日曜の夜に全部足して、その週の支出額を把握したら完了です。
これだけで、
・「先週より減らしたい!」とゲーム感覚で節約できる
・欲しいものがあったとき「でも先週使いすぎたしな」と買い物を我慢できる
・「書く手間を減らしたい」ため、コンビニやスーパーでの「なんとなく」の買い物がなくなる
など、うれしい変化がいろいろ。
細かいお金の管理が苦手で、家計簿はいつも三日坊主の私が半年間続けられている、簡単ながらも効果大の節約テク。節約したいけどなかなかできない…という方は、ぜひ2週間だけでも試してみてください!
今年始めてよかったこと(2):香り+マッサージのお気に入り夜習慣♪「お手軽頭皮ケア」
長年お世話になっている美容師さんに「頭皮がガチガチです」と言われ、初めて頭皮を意識した2025年。
ヘッドスパやヘアケアアイテムを使ってせっせと頭皮をほぐすことで、頭痛や肩こり、そして抜け毛が明らかに減りました。

試した中でも特によかったのが、出会いのタイミングに運命を感じた「uruotte」さんの「ハーバルエッセンス 優」です。
シャンプー→タオルドライの後で頭皮につけ、30秒ほど指またはマッサージブラシ(写真右)でマッサージすると、ハーブの上質な香りにいやされつつ頭皮ケアができるスカルプケアエッセンスです。
昔に比べてコシが弱くなっている私の髪も、このエッセンスをつけてドライヤーをすると、翌日夕方まで根元がふわっ。(※個人の感想です)その違いを実感し、香りが大好きなこともあり、現在リピート3本目です。時短でできる心地よいケアなので、面倒に感じることなく来年も続けていけそう。
今年出会った私の推しアイテムは、オンラインストアAimaでも販売中。気になる方はぜひお試しくださいね♪
今年やめてよかったこと(1):宿題チェックや予定管理など「子供の学習サポート」
今年やめてよかったことは?と聞かれて1番に頭に浮かんだのが、小学6年生の娘の学習サポート全般です。

4~5年生くらいから、ベッドメイクや部屋の片づけ、ゴミ出し、自分が食べた食器や洗濯物の片づけ、洋服の用意…などは本人に任せるようになったのですが、学習関係は5年生後半でも手放せず。
ひとりっこで、私が世話好きで心配性ということもあって、学校や塾の宿題のチェックやファイリング、予定管理や声がけ、忘れ物チェック…などを全面サポートしていました(筆箱の鉛筆を削ったり補充したりすることも!)
けれど、6年生になる前に思い切って手放してみると、親子ゲンカが減る、子供が自分のペースで行動できる、自分で考えるクセがつく、そして、私はイライラしなくなり時間が少し増える…などのメリットがいろいろ。
もちろん慣れるまでは大変でしたが、今は「あのとき思い切って本当によかったなぁ」と感じています。一方で、たまに学校や塾のことを聞いたり、「手伝って」と声がかかったらすぐに協力するなど、コミュニケーションや必要なサポートは引き続き、最優先。
無関心になるのではなく愛情はたっぷり注ぎながら、本人にまかせる…そんな子育てをしつつ、お互いに成長したいなぁと思っています。
今年やめてよかったこと(2):洗濯物の天日干し
猛暑の中、朝から暑いベランダに出たくない!ということで、洗濯物の天日干しをやめて乾燥機をフル活用した今年の夏。結局、秋以降もベランダ干しをせず、乾燥機を使用して乾かしています(乾燥機にかけられない洋服などは、部屋干しか浴室乾燥機)。

その理由は、やはり朝の時短になるな、と感じたから。仕事後に洗濯~乾燥をしてたたんでおけば、朝は洗濯いらず。強い日差しによる色褪せや、虫や花粉の付着も気にならないので、いろいろなメリットがあると感じています。
ただ、電気代が高くなるのも事実。「衣類乾燥除湿機」なら部屋干しでよく乾く上、経済的、という声もよく聞くので、来年検討したいなと思っています♪
【編集部スミエ】今年始めてよかったこと・やめてよかったこと
今年始めてよかったこと:「ストレッチポール」での体のばし
今年は、朝晩にストレッチポールを使う習慣を始めました。PCやスマホに向かう時間が長く、巻き肩や猫背が気になっていたのがきっかけです。
「ケアしなきゃ…」と思いながらも後回しにしがちだったのですが、思い切って夏に購入。

朝起きた後や、寝る前、仕事や家事の隙間時間にストレッチポールの上で横になってごろごろ。時間にすると1分~5分程度と短い時間ではあるのですが、特に肩回りが気持ちよく伸びて気持ちもよいし、何となく姿勢も少し改善されている気もしています。
ストレッチポールは部屋の隅に常に出して置いてあり、気が向いたときにコロンと倒して乗ります。ヨガマットを敷いたりする必要もないので、準備もかなりラク。
激しい動きではないので汗もかかないですし、体に負担も少なめ。毎日「体をリセットする」そんな気持ちでやっています。

凝り固まった「首・肩・背中」をほぐす!美姿勢をつくる朝ピラティス
デスクワークからくるコリ、リセットできていますか?今回は、ストレッチポールを使ってコリや猫背を改善するピラティスを紹介します!スマホ首・巻き肩が気になる方に、特におすすめ…
今年やめてよかったこと:「なんとなくコーヒーを飲む」をやめた
学生時代はコーヒー店で働いていたくらい好きなのですが、今年はあえて“ただなんとなく飲む”コーヒーをやめました。
というのも、年に数回あるか…という頻度ですが、コーヒーを2杯飲んだ日や、1杯しか飲んでないのに、飲んだ後に体調がすぐれないことがここ数年何度かありました。
紅茶や緑茶は平気なので、カフェインそのものが原因とは思わないのですが、特に意識していないと、ついなんとなくコーヒーを選んでしまうので、「基本コーヒーはなし!」と自分ルールにしました。
夏の出社時のアイスコーヒー、眠気覚ましのコンビニコーヒー、カフェのセットドリンク、自宅でのドリップコーヒー。そういう習慣的に飲んでいたコーヒーをすべてオフ。
ただし、専門店で丁寧に淹れられたおいしいコーヒーを楽しみたいときはOK。挽きたての豆の香りやクリアな味は、“ご褒美ドリンク”になりました。
その代わりに、自宅では紅茶、ルイボスティー、ほうじ茶、玄米茶、ウーロン茶、ハーブティーなど、選択肢をたくさん増やして、また違う飲み物タイムを楽しめるようにもなりました。

セルフケアを意識するようになったことをきっかけに、自分の体調に向き合い“体調が悪くなるリスクを避ける”選択ができるようになったことも大きな変化です。
劇的な変化ではなくても、「不安を減らす」ことが、自分にとっての心地よさにつながっています。
【編集部トモコ】今年始めてよかったこと
今年始めてよかったこと:「また作りたいレシピ」の整理
これまではSNSごとに保存したり、スクショしたりしていましたが、数が増えすぎて埋もれてしまい、作りたいときに見つからなかったりして、不便を感じるように…。
「ちゃんと整理しよう!」と思い立って、いろいろな方法を試したところ、結局手っ取り早くて、続いているのが、シンプルに「ノートに書く」ことでした。

実際に作って「おいしかった!」と思ったら、後片付けする前に、分量や作り方、自分なりのコツなどをささっとメモ。紙だからこそ、料理中に画面が消える煩わしさもありません。

アナログなので、検索できない不便さはありますが、「今日何作ろうかな?」とぱらぱらめくるのも楽しい時間。レシピが増えていくごとに、ノートが育っていくようなうれしさもあり、この方法で続けるつもりです♪
【編集部ユカ】今年始めてよかったこと・やめてよかったこと
今年始めてよかったこと:運動習慣
今年始めてよかったのは、夫と一緒にスポーツジムに入会して、定期的に体を動かす習慣をつくったことです。
家族でペア入会するとかなりお得になるジムを、買い物中にたまたま見つけたのがきっかけ。もともと2人とも運動不足は気になっていたので、「これはいい機会かも!」と思い、その日のうちに入会を決めました。

ジムに着いたら、2人で行ってもその場で即解散!おのおの好きなマシンやプログラムに向かうので、お互いがどんなトレーニングをしているのか、実はよく知りません(笑)。
通うのは、主に週末など予定がないタイミング。一人だとサボってしまいそうな日も、どちらかが「今日ジム行く?」と声をかけることで、「よし、行くか!」と重い腰を上げられるのが、夫婦で始めて本当によかったなと感じているポイントです。
来年も「お互いが無理なくできるペース」で、ゆるく長く続けていけたらいいなと思っています。
やめてよかったこと:アプリでの支出のつど入力
今年やめてよかったのは、アプリでの支出のつど入力です。かなり簡単に続けられる家計簿アプリで、自分の買い物はしっかり管理できていたのですが、夫の買い物が反映されないのがネックで…。結局、家全体のお金の流れがつかみにくく、ストレスを感じていました。

そこで思い切って、家計管理アプリ「マネーフォワード」に有料登録しました。買い物は基本的にカード決済に切り替え、夫のカードも連携。スーパーでの買い物は食費、ドラッグストアでの買い物は日用品…というように、自動で仕分けしてくれるので、「どの項目にいくら使っているか」がひと目で分かるように。
支出がぱっと可視化されるようになってからは、日常の買い物でも「これは本当に必要かな?」と自然と立ち止まれるようになりました。
手入力の家計簿をいったん手放したことで、むしろ家計全体がぐっと見えやすくなったと感じています。

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「朝活」といっても、みんな何時に起きて、朝にどんなことをしているのかって、実はあまり知らないものですよね。家事や育児、自分のためのひととき…ライフスタイルによって、朝の過…
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編集部スタッフの「今年始めてよかったこと・やめてよかったこと」をご紹介しました。
「これなら私も始めてみたいな」「これは手放してもいいかも」と感じるアイデアが、ひとつでも見つかればうれしいです。小さな見直しが、これからの朝時間と毎日を、少し軽やかにしてくれますように♪

