おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています
今週のテーマ「お彼岸マナー」
2025年の秋のお彼岸は、9月20日~9月26日。ご先祖様に感謝を伝える期間です。
今回は、お彼岸についてとマナーを一緒に確認しましょう。

お彼岸とは
「春分の日」と「秋分の日」を中日とした一週間が、お彼岸の期間です。
春分の日と秋分の日は、昼と夜の長さが同じになる日。そのため、この世である東の「此岸」と、あの世である西の「彼岸」が最も近くなる日であると考えられています。
ご先祖様がこの世に帰ってこられるお盆とは違い、お彼岸は、ご先祖様を近くに感じ、感謝をして供養をする期間とされています。

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お供え物
基本的には何をお供えしても問題はありません。お菓子や果物、お酒、ジュースが一般的です。お供え物は、直接置かずに半紙などの上に置きましょう。
相場
3,000円~5,000円程度が一般的
熨斗
「御仏前(御佛前)」または「御供」
郵送する場合
彼岸の入り(お彼岸の初日)、または中日(春分/秋分の日)までには届くように手配
お参りの服装
普段着でも問題はありませんが、「故人へのご挨拶の場」ということを考えて、派手すぎるものや露出の多い服装、サンダルは避けましょう。
法要に参加する場合は、黒や紺、グレーなどの落ち着いた色のスーツやワンピースを選びましょう。

お参りはいつ行く?
日にちに特に決まりはなく、お彼岸の期間中であれば、いつでも問題はありません。
なるべく日が出ている時間が良いとされているため、基本的には午前中、もしくは午後の早い時間に行けるようにしましょう。
ご自宅に訪問してお参りをする場合は、事前にご都合を伺うと丁寧です。
また、「ついで参り」は仏様にとって失礼となりますので、基本的には一日の中でお参りを最優先にできると丁寧です。
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いかがでしょうか。都合が合わず、お参りに行けなかったとしても、ぜひ、離れたところからでもご先祖様に想いを馳せ、感謝をする期間にしてくださいね。
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!

