「いつも時間がない!」「時間に追われてしまう…」と感じている方いませんか?
同じ24時間を過ごしていても、余裕がある人とない人では、何が違うのでしょうか。
今日は、早起きやスケジュール管理のプロから学ぶ「毎日が輝くスケジュール」の立て方のヒントを紹介します。
【5時こーじさんの場合】時間割を作るステップ3つ

早起き研究所「朝渋」代表の5時こーじ(井上皓史)さんによると、生活リズムを整えると時間に余裕が生まれるそう。このとき大切にしたいのが「時間割」だと言います。
子どもの頃は時間割に従って行動していましたが、大人になるとその感覚は薄れてしまいますよね。ついダラダラと過ごしてしまう人こそ時間割を作ると満足感のある毎日を送りやすくなります。

時間割を作るステップは大きく3つです。まずは「朝の時間」。たとえば、朝勉強やお弁当作りがしたいと思うのなら、身支度の時間も入れると「朝は2時間必要になる」という目安が見えてきます。そこから理想の起床時間を把握するといいそうです。
起床時間と朝の過ごし方が決まったら、それを達成するために、前日の夜は何時に寝る必要があるのかを考えます。朝6時に家を出るのなら23時には寝たい…というように夜の時間のブロックをします。
就寝時間を決めた後は、帰宅後からの残り時間をどう過ごすのか組み立てていくと、理想の時間割が作れるのだとか。

もちろん最初はギャップも大きいと思います。作った時間割をもとに、少しずつ理想に近づく行動をすることで、心に余裕を持って過ごせるようになりますよ。
(参考:毎日をごきげんで過ごす!「大人の時間割」の作り方3ステップ)
【吉武麻子さんの場合】1日のゴールと終わり時間を決めよう!

タイムコーディネーターの吉武麻子さんは、スケジュールをたてるときの3つのポイントを教えてくれました。
【1】「今日のゴールと終わりの時間」を決めよう
【2】1日の終わりの30分に「振り返りタイム」を持とう
【3】夜はおもいきり幸せな気持ちでお布団に入ろう
1日を有意義に過ごすためにまず意識したいのが「今日のゴール(終わり)の時間を決めること」。たとえばみなさんは今日何時まで仕事をするのか、きちんと決めていますか?
終わりの時間を決められていると、仕事の効率がアップしたり、急に発生したタスクの優先順位を判断しやすくなったりとメリットがあるのだそう。
1日の充実度が低い方は、ダラダラ机に向かうのではなく、まずは終わりの時間を決めて取り組むことをおすすめしています。

ほかにも、1日の終わりには振り返りタイムもとっているそう。今日の振り返りと明日のタスクを30分間で整理しておくことで、明日の仕事もスムーズに取り掛かれるようになりますよ。
最後は「今日嬉しかったこと」を言語化やメモをして終了。幸せに感じることをピックアップできていると、ビジョンを考える際のヒントにもなると言います。
(参考:毎日の習慣に!「1日のスケジュール」で大切にしたい3つのポイント)
【池田千恵さんの場合】「〜したい」はすぐに実行!

朝活手帳の著者、池田千恵さんいわく、1日の中に Have to (しなければならないこと)を詰め込みすぎると、本当にしたい「Want」への判断力を鈍らせてしまうと言います。
そのためにはノートを活用して「理想の1日の時間割」を作るのがおすすめ。ワクワクする気持ちを大切にし、理想を書いてみましょう。

書けたら「Want」の一部を今からでもすぐ実行すること!たとえば、食べたいものはすぐに食べたり、読みたい本を開いたりなど、「こうだったらいいな」と思うことの一部を始めてみましょう。
少しずつでいいので「やりたい」と思ったことを始める癖をつけていくと、理想的な1日が手に入りやすくなりますよ。
(参考:理想の毎日が手に入る!?朝ノートに描いた「時間割」活用法)
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「毎日が輝くスケジュール」の立て方のヒントを紹介しました。
時間がないと感じる方は、1日の過ごし方を振り返り、時間割を作ってみませんか?

