毎日やることが沢山あり、「いつも時間に追われている…」と感じている方も多いかもしれません。
ゆとりを持った日々を過ごせるように、スケジュールの立て方を見直してみませんか?今日は、タイムコーディネーターの吉武麻子さんが教えてくれた、スケジュールを立てるときのコツについて紹介します。
時間に追われる原因とは?

そもそも、なぜ私たちは時間に追われてしまうのでしょうか?
吉武さんによると、時間に追われてしまうのはシンプルに「持ち時間以上にやろうとしていることが多いから」なのだそう。
自分の能力不足やスピードが遅いなどではありません。解決するには時間とやることの総量が一致しているかをチェックすることが大切と言います。
そのために、まずは以下の問いに「時間」で答えてみましょう。
【1】睡眠時間は何時間?
【2】外せない生活時間は?(食事・家事・通勤など)
【3】仕事・趣味・勉強など「やること」に必要な時間は?
上記の時間が出せたら、24時間から【1】の睡眠時間を引いてみます。その残りの時間に【2】と【3】は入るでしょうか?もし溢れている場合は、持ち時間以上にやろうとしていることが多いんですって。
まずは自分が使える時間を把握してみること。そしてどのような24時間を送りたいかを考えて、どうしたら実現できるかやることを整理してみましょう。
時間を引き算するコツ

「時間がない理由は、シンプルに持ち時間以上にやることが多いから」というのは分かりました。
では、実際にやることを厳選するためにはどうしたらいいのでしょうか?
吉武さんによると、優先順位の低いものを手放していくのがおすすめなのだそう。今あるもの(やることリスト、人との付き合い、使っている時間など)を減らしていく方法を教えてくれました。
【1】捨てる
【2】任せる
【3】緩める

まずは、抱えていることをシンプルに「捨てる」こと。優先順位が低いものや迷っていることは思い切って手放してみましょう。
続いて「任せる」こと。家族や同僚、友人など任せられる部分は思い切って任せてみましょう。1人ですべてやろうとしないこともコツです。
最後が「緩める」です。毎日やると決めていたことを週3日に緩めてみるだけで余裕が生まれてきますよね。0か1で考えてしまいますが、ルールを緩めてみるだけで時間に追われにくくなるかもしれません。
(参考:ワクワクする毎日を過ごそう!やることを手放す「時間の引き算」3つの方法)
心地いいスケジュールの立て方

無理なく心地いいスケジュールを立てるために、吉武さんが意識しているスケジュールの順番があそうです。
まずは2ヶ月先くらいまで「①余白時間から決めている」そう!余白の時間を決めてから、②未来の種まき時間→③人との約束→④緊急なことの順番でスケジュールを立てていると言います。

「時間がない!」という方は、この順番が逆になっていることが多いとのこと。緊急なことや人との約束ばかりを優先していたら、自分のことが後回しになってしまいますよね。結果、疲弊をしてしまいます。
スケジュールを立てるときは、ぜひこの項目の順番を意識してみましょう。
(参考:急ぎの用もやりたいことも!心地よい「スケジュールの立て方」4ステップ)
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時間に追われないための「スケジュール」を立てるコツを紹介しました。
何よりも自分を大切にする意識がポイントです。疲弊しがちな方は、ぜひ一度見直してみてください。

