おはようございます。『時間の超基本』監修・タイムコーディネーターの吉武麻子です。
この連載では、時間の使い方が変わる手帳術をお届けしています。
前回の記事でお伝えしたように、どんなにやりたいことがあっても、24時間のキャパ以上にやることを抱えてしまうと時間に追われてしまいます。
そんなときに大切なのが、やること自体を厳選すること!
今回は、時間の引き算について考えていきましょう!
「時間の引き算」とは?
時間がない理由は、シンプルに時間よりやることが多いから。であれば、時間とやることのバランスをちょうどよく整えることが必要です。
また、やることの中身も、自分の好きで心地よいものにできたら理想的ですよね。(のんびりもよし、頑張るモードもよしです!)
特に、やりたいことがある方は、先に余白を作ることを意識してください。今自分が何に時間を使っているのかを振り返って、より優先度の低いものを手放していきましょう。
「時間の引き算」3つの方法
今あるもの(やることリスト、人とのお付き合い、使っている時間など)を減らしていくおすすめの方法は次の3つです。
【1】捨てる
これは文字通り、やること自体を辞めること。捨てる、というと印象が悪いかもしれませんが、「別のもっと大事なことに集中する」ために選ぶというイメージです。
【2】任せる
家族や職場や友人に、お願いできることを探してみましょう。1人でやっていたことを一緒にやってもらう、というのもいいですね!任せることが、相手の成長や気づきにつながることも。
【3】緩める
毎日やると決めていたものを週に3日にしてみる、それだけで随分気分が楽になりませんか?1か0かで考えがちですが、意外と盲点なのが緩めること。
手放したあとの自分を観察してみよう!
大事なことは「いったん手放してみる」という考え方です。
手放してみて困ったことになったら、戻したり増やすこともできます。まずは小さなことからでもはじめてみましょう。
試しにやってみることで、「あれ、実はやらなくてもよかったのか!」とか、「もっと効率がいい方法を見つけた!」とか、意外と義務感でやっていて手放したら心が軽くなったというご感想をいただくことが多いです。
毎週の振り返りでPDCAを回そう!
ちなみに、私が考案したタイムコーディネート手帳には、ウィークリーページに手放しを記録する欄があるのですが…
なんと先日、この方法で「時間の手放し」に取り組んでくださった手帳ユーザーさんが、雑誌の「やめる&捨てるで人生はもっとラクになる」特集で取り上げられたんですよ。
手放しの記録欄つき!「タイムコーディネート手帳」
子どもに自分でオムツを捨ててみてもらう、とか、家族に麦茶づくりをお願いする、なんていうことからでも、立派な引き算!
捨てる・緩める・委ねるの3つの視点をもってコツコツ取り組んでいると、気持ちの面でも時間の面でもぐーんと楽に、余白ができますので、ぜひやってみてくださいね!
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皆さんの24時間が、豊かなものでありますように。いよいよ師走がやってきますが、体も心も健康第一で今年の締めくくりをしたいですね!次回もどうぞお楽しみに。
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☆この連載は<隔週火曜日>更新です。