おはようございます。『時間の超基本』監修・タイムコーディネーターの吉武麻子です。
この連載では、時間の使い方が変わる手帳術をお届けしています。
今日のテーマは、「時間の優先順位」。手帳でスケジュール管理をするときによく感じがちな疑問の1つ「何から順番に予定を入れたらいいの?」にお答えします!
時間の優先順位を考えてみよう!
皆さんは、打ち合わせや人との約束、やらなければいけないことを先にこなして、「それが全部終わってからフリータイム!」…という感じで時間を使っていませんか?
特に優しい方に多いのが、頼まれごとや人の予定を優先してしまい、本当は違う仕事を進めたかったとか、美容院にいきたかったという自分の気持ちを後回しにしてしまうことなのです。
もちろん、そういう日があってもよいのですが、日常的に自分の時間や家族との時間、睡眠時間を削っているなら、要注意!今日は、「タイムコーディネート手帳」という心豊かに生きるための手帳を考案した私が、いつも意識しているスケジュールの順番をお伝えします。
吉武流!心地よいスケジュールの方程式
私はこのような順番で優先順位をつけて、スケジュールを組み立てています!
【1】バッファ時間
↓
【2】未来の種まき時間
↓
【3】人との約束
↓
【4】緊急なこと
まず、2ヶ月先くらいまで「バッファ(余白時間)」時間から決める…というと、皆さん驚かれます。
けれども、そうすると自然と使える時間も見えてきて、ほどよいタスク量が見えてくるんです!
よく「時間がない」とおっしゃる方は、この順番が逆になっていることが多いです。
いつでも動けるようにしておいて、次から次へやってきたものに対処していく。そうすると、頑張っているようで、自分のことはなかなか進まず、疲弊してしまうことも。
思い当たる方は、ぜひ一度、ご自身がスケジュールを組み立てるときの優先順位を振り返ってみてください。
心地よいスケジュールの4ステップ
それでは、心地よいスケジュール作りのための4ステップを詳しく見ていきましょう!
【1】バッファ時間(余白・予備の時間)
スケジュールがずれこんだり、突発的なことが起こることを想定したバッファ時間を毎週確保します。余ったらリラックスタイムにしてもOK!
【2】未来の種まき時間(自分のやりたいことに向けたto do)
この先こんな風に進めていきたい、こんなことに挑戦したい!を実現するための時間のことです。
例えば自分で進めている仕事のプロジェクトなど、段取りを組んだら先にスケジュールに入れてしまいましょう。打合せだけでなく、考える時間、作業する時間もキープすることを忘れずに!
プライベートでは、ダイエットならまずどんな方法でするかを検討する時間、ジムやお料理教室などを見学する時間、定期的なトレーニングを受けるなら毎週何曜日の何時くらい…という枠を取っておくというイメージです。
日々に忙殺される前に「大事な時間」として確保するのがポイントです!
【3】人との約束
打合せや飲み会、勉強会など色々と日時の決まったお約束が入ってきますよね。人との約束を守ることはとっても大事です。
ですが、すでに自分で決めている予定や計画があるときに、安易にそれをなかったことにして、相手の都合ばかりに合わせないこと!
【1】【2】の時間は極力キープしたまま、少し後の日程で候補日を相手に差し出したり、自分は参加せずに議事録を確認するなど代替案を考えてみてください。
【4】緊急なこと
一番最後にくるのが、緊急なことです。
急な仕事や頼まれごと、トラブル対応、電話やメールのお返事など急ぎのto doが毎日たくさん出てきますね。これは【1】〜【3】の残りでできる範囲で対応する意識を持ってみてください。
もし【4】がたくさん発生するとしたら、そもそもなんでだろう?を探ってみるのもいいかもしれません。
緊急対応ばかりでは消耗してしまいますので、適度な休息時間とセットで考えてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?今日は、自分を大事にしながら周りも大事にするスケジュール方法をご紹介しました。
タイムコーディネート手帳では、24時間バーチカルでスケジュールの事前予約をしやすい設計にしています。時間の優先順位を意識すると、自分で自分のスケジュールを動かしている感じがとても心地よいですよ!
次回もお楽しみに!
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☆この連載は<隔週火曜日>更新です。