アーユルヴェーダでは、甘い味は心を落ち着かせて、
幸福感をもたらしてくれると言われています。実際にそうですよね!
ただ、精製している砂糖ほど、体を冷やして
体内に毒素(アーユルヴェーダでは“アーマ”と言う)を溜めてしまいます。
だからおすすめは粗製の黒砂糖や粗糖です。
さらにおすすめは蜂蜜。
蜂蜜は特別にアーマを作らない甘味と言われています。
ただし、注意が必要!
優れた特質を持つ蜂蜜だからこそなのか、加熱すると今度は厄介な毒素となって、
なかなか体内から消すことが難しくなってしまうというのです。
そんなわけで、私は生はちみつを食べます。
実は、生はちみつを見つけるのは結構大変です。
普通に売っている蜂蜜はたいてい加熱処理がされていますし、
非加熱とあっても瓶詰めするときに硬度を緩めるために少し加熱しているというものも。
最近はオーガニックショップや自然食品店なんかで、ようやく見つけることができます。
食べるときはティースプーンにすくって、ぺろっと舐めます。
純粋な生はちみつは本当に美味しいです。
アーユルヴェーダ:インドやスリランカの伝統医学。個人の体と心の状態に合った、過ごし方や食べ物、睡眠などがあると考え、具体的な知識のみならず、生き方の知恵がぎゅっとつまった医学です。