おはようございます。早起き研究所「朝渋」代表の5時こーじ(井上皓史)です。
この連載では、幼少期より22時就寝5時起床生活をしている私が、2025年1月に書籍発売した『がんばらない早起き〜「余裕のない1日」を「充実した1日」に変える朝時間の使い方〜』の内容をベースに、毎日をご機嫌に過ごすための早起き術をご紹介します。
連載3回目の今回は、早起きしても何をすればよいかわからない…という方にぜひおすすめしたい、「早起きしたら」まずやること3つを紹介します。
意識高い系ではなく、「生活を整える」ため
朝活と聞くと、朝からランニングをしたり、ジムに行ったり。英語や資格の勉強をしたりと、少し「意識高い活動」としてハードルが高く感じてしまう方もいるかもしれません。
しかも、明確な目標が思いつく人ならよいですが、なかには具体的にやりたいことが思いつかない人もいるはずです。
明確な目的がなくても、早起きにチャレンジしたい。特にいま、なんだかもやもやしていて、ストレスやこのもやもやを解消するために、早起きにチャレンジしてみたい…。そんな漠然とした朝活チャレンジなら、意識高い系ではなく、生活を整える朝活にトライしてみることをおすすめします。
早起きの一番の目的は「毎日をご機嫌に過ごすこと」です。生活を整える朝活をしていると気持ちがすっきりして前向きになるので、「ごきげん」に1日をスタートすることができます。
掃除→散歩→読書の3つから1日をはじめよう
では、何から手をつけたら良いのでしょうか?私のおすすめは「掃除→散歩→読書」からスタートする朝活です。
朝掃除を15分、散歩を15分、読書を15分といった具合で、毎日のルーティンにしていくと、生活が整う朝活の完成です。なぜこの3つが大事かというと、私のストレスの根源が次の3つだったから。
- 運動ができていない
- インプットが足りていない
- 家の中が片付いていない
この3つがストレスにつながることが多い、ということは、逆にいうと適度な運動ができていて、新しい学びがあって、部屋が片付いていたら、毎日の生活に不満がたまりづらいということです。
もしこの3つを早起きせずに夜にやろうとしたら、どうでしょうか?想像してみてください。
1日中仕事や子育てを頑張ったあとは、「体力ゼロ」の状態です。この疲れた状態で、掃除・運動・読書をやるというのは、かなりきついと思います。でも、これらの生活習慣を取り入れると、生活が整います。
朝1時間あればできる、掃除→散歩→読書のルーティン。この時間はいわば1日の「準備運動」のようなものです。スポーツでも準備運動をしっかり行うと、コンディション高くパフォーマンスが出せますし、逆に準備運動を怠ると怪我につながりやすいですよね。
意識高い系の朝活というより、「ごきげん」のベースをつくり、中長期的に心身の健康を整えて、日々のパフォーマンスを高めていくという考えた方が大切になります。

人生が変わる!早寝早起き+朝1時間の自分時間で「ごきげんな私」になろう
どうでしょうか。早起きをして、やるとよいことのイメージが浮かんできましたか?
今日はここまで。これからも定期的に連載していきますので、次回もお楽しみに。それでは今日もいってらっしゃい!
新発売!充実した1日につながる朝時間の使い方がわかる『がんばらない早起き』
がんばらない早起き 「余裕のない1日」を「充実した1日」に変える朝時間の使い方 井上皓史 (著)
本連載の著者、朝活コミュニティ「朝渋」代表 5時こーじ(井上皓史)さんの新刊が発売!
がんばらずに、無理なく始められて、毎日をもっと豊かに過ごすためのヒントが満載の「いちばんやさしい早起きの本」です♪(編集部より)