英語「cram for」の意味って?
学校生活の話題についてツイートできるフレーズを集めました。英語で言ってみよう!
Overslept again and was late for class.
(また寝坊したから、授業に遅刻した。)
もしかしたらoversleptは、大学生が最も知っておくべき英単語かもしれません。動詞の原形はoversleep。Don’t oversleep!(寝坊しないでね!)。似たような表現にsleep inがありますが、これは「(学校や仕事が休みで)何もないから遅くまで寝る」という意味です。間違わないように気をつけましょう!
Failed two classes. Mom’s gonna kill me.
(単位を2つ落とした。お母さんにめっちゃ怒られる。)
I failed math.と言うと「自分の不勉強で数学の単位を落とした」の意味になりますが、My teacher failed me.(先生が私に不合格をつけた)と言うと、若干「先生が悪い」というニュアンスになります。責任は私じゃなくて、先生にあるという意味合い。反対語はpass。I passed math class.(数学の授業に合格した) 、My teacher passed me.(先生のおかげで合格した)
Snow Day! Hot chocolate and movies all day!
(雪により休校!一日中ホットチョコレートと映画だ!)
日本では雪よりも大雨や台風で休校になりがちだけど、アメリカの学校はよく雪で休校になります。大学の休校はそれほど多くないですが、大雪の時や道が凍っている時はたまに休校になります。その日をsnow dayと言います。
Cramming for finals.
(期末試験に向けて追い込み真っ最中)
cramは、ここでは「必要な情報を頭に詰め込んでいる」という意味。日本の塾は英語でcram schoolと表現するけれど、アメリカには同じような教育機関があまりないので、「塾とは何か」説明したほうがいいかもしれません。
Failed two midterms. What a disaster!
(中間テストを2つ落とした。なんて最悪なんだ!)
上記は二科目の中間試験に不合格だったということ。midtermsは、midterm exams(中間テスト)という意味です。同じくfinal exams(期末試験)もfinalsと省略できます。disasterは「最悪なこと」の意味。
(アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より )
覚えておきたいワード&フレーズ
- overslept:寝坊した
- fail:落ちる、落とす
- snow day:大雪で学校や仕事が休みになる日
- cram:詰め込む
- midterms:中間テスト

英語「cram for」の意味って?
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書籍紹介
書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。
「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。
定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。
英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。
『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』(amazon.co.jpへ)>>
著者プロフィール
アン・クレシーニ
北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年
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