朝読書におすすめの本をご紹介する『まっこリ~ナのCafe BonBon』。小説やエッセイ、暮らしや料理の本など心に効く本をセレクトしています。
今日の「まっこリ~ナのカフェボンボン」の本棚は、『たまごだいすき』。
たまごにまつわる作品を集めた文庫オリジナルのアンソロジー、新刊です。小説家、エッセイスト、料理家、絵本作家など30人によるエッセイ全36編を収録しています。
『たまごだいすき』
編:中央公論新社
出版社:中央公論新社
たまごならではの特別なおいしさが書き手たちにさまざまな記憶を呼び起こす。旅先で出合った玉子サンド、風邪をひいたときに作ってもらった玉子のおかゆ、モーニングセットのハムエッグとゆで玉子。
目玉焼きを偏愛するという小説家の江國香織さんは、子供のころから自分で目玉焼きを作っていた。黒く重たいフライパンで上手に焼いた。西加奈子さんは小さいときにエジプトに住んでいたことがある。当時、一番食べたいのは卵かけごはんだった。ずいぶん時が過ぎたいまでも「カイロで食べた、あの卵かけごはんほど美味しいものには、まだ出会えないでいる」。
ライターのひらいめぐみさんが集め続けているたまごのシールも圧巻です。
休日の朝にぴったりの一冊です。もちろん忙しいいつもの朝のスキマ時間にもたまごの話をぜひどうぞ。
ラブ&ピースな一日を。
Love, まっこリ〜ナ
「まっこリ~ナのカフェボンボン」を読んでくださってありがとうございます。「カフェボンボン」が心ときめく本との出会いの場となりますように。
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