英語「I’ll have my usual」の意味って？
外食したり、お店でお料理をテイクアウトしたりするときに使える、英語の定番表現をご紹介します。
I’ll have my usual.
（いつものね！）
常連客になると、顔も好物も店側に知られるようになります。だから、店員さんにI’ll have my usual.と言ったら、いつも注文している物をお願いします！ という意味です。ちなみに「常連客」はregular customerと言います。省略するとregularだ。I’m a regular.（私は常連客です）。
My eyes were bigger than my stomach. Now I’m stuffed!
（欲張って頼み過ぎた。もうお腹いっぱい！）
直訳は「目の方が胃袋より大きかった」。食べ物の写真や説明を見た時、あまりに興奮して「完食するぞ！」と意気込んだものの、いざ食べてみたらとても量が多いので食べきれないことを表す慣用句です。stuffedは「満腹の」。
My girls treated me to dinner on my birthday.
（友人たちが誕生日ディナーをおごってくれた。）
treatは動詞でも名詞でも使えます。動詞の場合：I’ll treat you to dinner! （夕食をごちそうするよ！）。名詞の場合：It’s my treat!（ここは私のおごり）。似たような表現にIt’s on me!（私が払うよ！）があります。
Kids begged me for Mickey D’s Happy Meals.
（子どもたちにハッピーセットをおねだりされて、マックなう。）
begはとても便利な表現。My friend begged me to go with her to the party.（友達が一緒にパーティーに行ってくれと懇願してきた）、My son begged me for new shoes.（息子が新しい靴を買ってくれとせがんだ）、I beg of you, please!（お願いだから、どうか！）など多くのシーンで使えます。Mickey D’sはマクドナルドの愛称。
These portion sizes here are huge!
（ここのレストランは量が多過ぎる！ ）
アメリカの食事の提供量は日本と比べればかなり多いです。だから、「量が多過ぎ！」と叫びたくなる場面も出てくるかもしれません。大抵はレストランで友達と食事を分けるか、食べ残しを持って帰るか。1人で全部食べ切る人は少ないと思います。
（アン・クレシーニ著 / コスモピア編集部 編 『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 より ）
覚えておきたいワード＆フレーズ
- my usual：いつものやつ、いつもの注文
- My eyes were bigger than my stomach：欲張って頼み過ぎた
- stuffed：満腹の
- treat：おごり、おごる
- beg：請う、せがむ、ねだる
- portion size：一人前の量
英語「just cooked」の意味って？
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書籍紹介
書籍『ネイティブが教えるアメリカ英語フレーズ1000』 では、アメリカ・バージニア州で生まれ、日本で言葉の研究を長年続けているアン先生が、若者言葉やスラングも含めて、イキのいい表現をたくさん教えてくれます。映画やTVドラマを見ていて耳に入ってくる表現がグンと増えること間違いなし。社会的・文化的背景なども丁寧に説明しており、今のアメリカのあれこれを理解するのにも役立ちます。
「家」「交通機関」「カフェ」「レストラン」「ショッピング」「学校生活」「美容と健康」「レジャー」「パーティー」「旅行」の10シーンを設定し、各シーンごとの定番表現20、つぶやき表現36、会話表現10、5往復程度のダイアローグ1本、そして学んだことを復習するセルフチェックの5つのコーナーで構成しています。
定番表現は、日々の生活の中で繰り返し使う言い回し、つぶやき表現はひとりごと英語の練習やSNSでさっと使えるフレーズを含んだ文、会話表現はテーマに沿った一問一答形式。各表現には詳しい意味や使い方の注意点をまとめたミニ解説がついています。「マイカー」「コインランドリー」など、つい使ってしまいがちな和製英語の解説も。
英語を学ぶ方にはもちろん、アメリカについて理解を深めたい方にもおすすめの一冊です。
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著者プロフィール
アン･クレシーニ
北九州市立大学准教授。専門は外来語と異文化コミュニケーション。米バージニア州出身。福岡県宗像市応援大使、日本在住歴25年
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