おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:大切にしたい家族間のマナー
身近な存在である家族。近年は家族のカタチもさまざまですが、同じ屋根の下で暮らす以上、お互いを理解し、尊重し合うことが大切です。
ついつい気を許しがちな関係だからこそ、心地よい距離感を保ちながら共に生活していきたいですね。
今回は、家族間で大切にしたいマナーについて、一緒に考えましょう。
なぜ家族の間でマナーが必要?
家族は、社会の最小単位ともいえる存在です。
相手のことを思いやる力や一般的なマナーを、その一番小さなコミュニティで身につけることで、大きな社会(学校・会社・地域)で役立ちます。
家族とはいえ、人と人。
お互いが気持ちよく生活ができるように、社会に出ても困らないように、最低限のマナーを身に付けておく必要があります。
あいさつ
「おはよう」「ただいま」「おかえり」「おやすみ」などのあいさつは、目を見て行えるといいですね。
あいさつはコミュニケーションの第一歩。どんな相手にもあいさつができるように、日頃から身につけておきたいですね。
「ありがとう」「ごめんなさい」
どんなに近しい間柄であっても、気持ちは言葉にしないと伝わりません。
特に、毎日共に生活をしていると、「当たり前」と思うことも少なくありません。
ですが、それは本来ありがたいこと。小さなことでも感謝の気持ちを伝えましょう。
素直に「ありがとう」や「ごめんなさい」を言えるように、言われたら受け入れる。
そんな環境を作ることができるといいですね。
共用部分はきれいに使う
玄関、洗面所、化粧室などなど、家の中はほとんどがみんなで使う場所です。
「誰かが掃除してくれるだろう」ではなく、きれいに使う、汚れたら掃除をする、を無意識にできるようになるといいですね。
プライバシーは守る
近くにいると、色々と気になりますが、部屋に入るときはノックをする。
相手のものを許可なく見ない。
相手の話したくないことは深く聞かない(様子を見る)。
など、家族であっても距離感は大切にしましょう。
*****
いかがでしょうか。マナーの基本でしたね。当たり前のことを当たり前にできるようになる。
家族であっても、それぞれの価値観があり人生があります。
それぞれの家族のカタチで、お互いに認め尊重できる間柄でありたいですね。

メールの「返信はいりません」を柔らかい言葉で言い換えると?
相手のことを気遣って「お返事はいりませんよ」と伝えたいのに、「不要」という単語がなんだか冷たく感じる…そう思ったことはありませんか?
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!