おはようございます! 手帳と暮らしのライター・おおやまはじめです。
この連載では朝の手帳タイムを通して、心を照らすヒントをお届けいたします。
今回は「タイプ別・新年の目標の立て方」をご紹介します。
新年を迎え、今年の目標を考えている方も多いのではないでしょうか。
一方で、目標が思い浮かばない、あるいは目標を立てること自体に重さを感じる方もいるかもしれません。
いずれにせよ、人は何かしらの指針があることで暮らしの方向性が定まります。
今回はタイプ別に、目標の立て方を2パターン紹介します。
目標は達成するだけでなく、「どうありたいか」でもよい
「目標」と聞くと、どのようなイメージを抱くでしょうか。
仮に『達成したいこと』だとすると、おそらく意欲が湧く方と、負担に思う方の2パターンに分かれると思います。
目標を負担に感じる方は、「どうありたいか」に置き換えてみるとどうでしょうか。
何かを達成しようとするのも立派な目標ですが、目指したいあり方をイメージするだけでも十分意味があるのです。
ここからは、「目標達成」タイプと「どうありたいか」タイプに分けて、どのように考えるか説明します。
「目標達成」タイプは、現実的な数値と理想の数値を考えてみる
【例】
「昨年はあまり読書できなかったから、本をたくさん読みたい」
→「今年中に本を○冊読む」
目標達成タイプは、具体的な数値や成果を設定するとモチベーションが上がります。その際、現実的な数値と理想の数値を考えるのがポイントです。
たとえば、プロ野球選手が「今年はホームランを50本打つ」と高い目標を掲げるのは、自分の限界を超え、パフォーマンスを向上させるためです。
例に置き換えると、まずは現実的に「25冊くらい読めたらいいかな」と考えます。理想はその倍の50冊に設定してみましょう。
一度決めると、より高い目標に意識が向き、自然と行動も伴います。
「どうありたいか」タイプは、自分の心地よさを優先する
【例】
「昨年は自信を持つよう言われることが多かった。もっと自信を持ちたい」
→「私は安心していると自信が持てる。安心できる状態を増やす」
どうありたいかタイプは、人から見た「良い自分」でなく、どういう状態が自分にとって心地いいかを考えてみてください。
例の場合は、以下のようにすると実際の行動に活かせます。
- 何をすれば安心して自信が持てるのか分析する
- 過去にいい状態だった時を振り返る
ほかにも、ロールモデルからヒントを得るのもおすすめです。
まとめ
今回は「タイプ別・新年の目標の立て方」を紹介しました。
目標があると、意識や行動は確実に変わります。ぜひご自分に合った方法で、手帳やノートに考えを広げてみてください。
本年も皆さまにとってよい年になるよう、お祈り申し上げます。
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