みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第276回目の2品弁当は
- 豚こま肉のしぐれ煮
- 豆苗の卵焼き
のレシピをご紹介します。
白ごはんに合う牛しぐれはお弁当の定番ですが、お手頃に豚こまで作るのもおすすめです。
固くなりがちな豚こま肉も、たまねぎとたっぷりのしょうがを加えることでしっとりとうまみもまし、ボリュームもup!
合わせる卵焼きは、家計にもやさしい豆苗で。
簡単で満足感のある2品弁当。お試しください。
たまねぎでしっとり美味!「豚こましぐれ」「豆苗の卵焼き」2品弁当
1品目 豚こま肉のしぐれ煮
(材料)1~2人分
- 豚こま切れ肉 100g
- たまねぎ 1/4個(50g)
- しょうが 1かけ(10g)
- (A)水 1/4カップ
- (A)酒 大さじ2
- (A)しょうゆ 大さじ1
- (A)砂糖 大さじ1/2
作り方
1) たまねぎは薄切りにし、しょうがはせん切りにする。
2) 小鍋に(A)を入れて、強めの中火で熱し、煮立ったら豚肉をくぐらせて(しゃぶしゃぶするイメージで)色が変わったら取り出していく。
※火の通しすぎで固くならないように、一旦とりだします。
※豚こまは大きすぎるものは、食べやすくカットしてください。
2) 煮汁のアクをすくい、たまねぎとしょうがを入れて、強火にして煮立たせ、煮汁がほとんどなくなるまで煮詰める。
※たまねぎとしょうがの辛みがとび、うまみが凝縮します。
3) 火をとめて、豚こま肉を戻し入れてしっかり混ぜる。
※濃い煮汁を豚肉が吸い込んでおいしくなります。
2品目 豆苗の卵焼き
- 卵 1個
- 豆苗 30g程度
- 塩昆布 大さじ1
- 水 小さじ1
- 油 適量
作り方
1) 豆苗は3cm幅に切る。耐熱容器に入れて塩昆布と水を回しかけ、蓋をして電子レンジ500wで1分加熱する。
※蓋つきの保存容器で加熱しています。
2) 卵を加えてよく混ぜる。
※熱いうちに混ぜることにより、卵の温度があがり、火が通りやすくなります。
3) 卵焼き器を中火で熱し、小さく切って畳んだ紙タオルで全体に油を広げてなじませたら、卵液を3回程度に分けて流しこみ…
4) すべて巻き終えたら、ラップに包んで形を整えて冷ましておく。
2品弁当の詰め方プロセス
今回はスリム型2段に詰めます。仕切りのついている弁当箱のため、卵焼きを立てて詰めると簡単です。
1) ご飯を1段に詰めて冷ましておく。
2) 卵焼きを切って詰め、仕切りの右に豚こましぐれを詰める。
※仕切りのない弁当箱の場合は大葉等を仕切りにしても。
3) しぐれには、しょうがの甘酢を。ご飯には、梅干しといりごまをのせる。
※分量外の材料(ごはん1人分、梅干し 1個、いりごま・しょうがの甘酢漬け 各適量)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?ほっとする和弁当。ずっと食べ続けたい定番のお弁当です。
豚こま肉でお手頃なのも嬉しいです。
毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでくださいね。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!