みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第266回目の2品弁当は
- じゃがバターの卵焼き
- なすと豚肉の味噌炒め
のレシピをご紹介します。
白ごはんに合う、しっかり味の「味噌炒め」。紫色のなすを、時間が経ってもできるだけ変色させず、色鮮やかに保つためには、ちょっとしたコツがあります。
それは、あらかじめなすに酢と油をからめて、レンジで下処理をすること。
下処理といっても、レンジでさっと加熱するだけなので忙しい朝でも簡単ですよ！
なすの紫、卵焼きの黄、ピーマンの緑、豚肉の茶…色のバランスがとてもよいお弁当。ぜひ旬の秋なすで、お試しください♪
色鮮やか！簡単「なすと豚肉の味噌炒め」「じゃがバター卵焼き」2品弁当
1品目 じゃがバターの卵焼き
- 卵 1個
- じゃがいも 小1/2個（30g程度）
- 塩 ふたつまみ（少し多めに）
- こしょう ひとつまみ
- 水 大さじ1
- バター 小さじ1程度
作り方
1） じゃがいもは千切りにする。耐熱容器に入れて塩と水を回しかけ、蓋をして電子レンジ500wで1分加熱する（やわらかくなるまで）。
※蓋つきの保存容器で加熱しています
2） 卵とこしょうを加えてよく混ぜる。
※熱いうちに混ぜることにより、卵の温度があがり、火が通りやすくなります
3） 卵焼き器を中火で熱し、バターを半量入れて広げてなじませて、卵液を3回程度に分けて流しこんで焼いて巻く。
4） 残りのバターを広げつつ、すべて巻き終えたら、ラップに包んで形を整えて冷ましておく。
2品目 なすと豚肉の味噌炒め
（材料）1人分
- 豚こま切れ肉 50g
- （A）塩 ひとつまみ
- （A）片栗粉
- なす 1本（100g）
- ピーマン 1個（30g）
- （B）酢 小さじ1
- （B）ごま油 小さじ1
（味噌だれ）
- （C）味噌 大さじ1
- （C）みりん 大さじ1
- （C）しょうゆ 小さじ1/2
- （C）砂糖 小さじ1/2
作り方
1） なすは縦半分に切り、斜めに5mm幅に切り込みを入れて塩（分量外・ひとつまみ程度）を全体にまぶして5分程度置き、出てきた水分を紙タオル等でしっかりとる。ピーマンは小さめの乱切りにする。
2） 耐熱容器に（1）を入れて酢とごま油をからめ、落としラップをして、電子レンジ500wで2分加熱する。
※なすの色がきれいに発色するよう酢をからめ、さらに空気に触れて酸化して退色しないよう油をからめ、落としラップをして加熱しています
↓
（このようにきれいな紫色に仕上がります）
3） フライパンに油を入れて中火で熱し、豚こま切れ肉に塩とにかたくり粉を軽くまぶして並べ入れ。両面をこんがり焼く。
4） レンジ加熱した（2）と、混ぜた味噌だれを入れて…
全体にからめながら汁気を炒り飛ばす。
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2品弁当の詰め方プロセス
今回はスリム型2段に詰めます。仕切りのついている弁当箱のため、卵焼きを立てて詰めると簡単です。
1） ご飯を1段に詰めて冷ましておく。
2） 卵焼きを切って詰め、仕切りの右に味噌炒めを詰める。
※仕切りのない弁当箱の場合は大葉等を仕切りにする
3） ご飯に、梅干しとたくあんをのせる。
※分量外の材料（ごはん1人分、梅干し 1個、たくあん 適量）
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか？2品でもお肉、野菜、卵とボリューム満点です！
毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでくださいね。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は＜毎週日曜日＞に更新します。来週もどうぞお楽しみに…！
