こちら、前出の手作りの塩田で販売されている塩のボトル、、、。
原材料 / Mare(海)、Sole(太陽)、 Vento(風)
ちょっとシャレてるじゃないですか~♪
「トラーパニからマルサラにかけての一帯の海は塩作りに適している、、、
という事を古代地中海の民、フェニュキア人が気が付いた」
という事は前にも書きました。
その条件というのが、
海・太陽・風
だったのです。
この辺は前に島があるため、巨大干潟みたいな感じになっています。
それが故に海水の塩度がもともと高く。
尚且つ、夏には「眩い」というという言葉では足りないくらい、
いや、クラクラするほどの紫外線。(つまり太陽)
そして、何よりも大切な気候条件だったのが
風。
ここ、1年中強風地帯なんです。
洗濯物も太陽だけカンカンに照っている日よりも、
太陽がなくても風が強い日のほうが早く乾く、、、
こんな経験をしたことはありませんか?
塩も同じ。
自然乾燥させていくためには、風は欠かせないのです。
太陽だけじゃダメ。
この3つの気候条件が重なって、
ここには塩田が作られた、という訳です。
しかし、そんな事に気が付いたフェニキュア人ってすごい、、、、。
次回も、もう少し塩の話が続きます♪