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塩の原材料は、、、?

 

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こちら、前出の手作りの塩田で販売されている塩のボトル、、、。

原材料 / Mare(海)、Sole(太陽)、 Vento(風)

ちょっとシャレてるじゃないですか~♪

「トラーパニからマルサラにかけての一帯の海は塩作りに適している、、、
という事を古代地中海の民、フェニュキア人が気が付いた」

という事は前にも書きました。
その条件というのが、

海・太陽・風

だったのです。

この辺は前に島があるため、巨大干潟みたいな感じになっています。
それが故に海水の塩度がもともと高く。

尚且つ、夏には「眩い」というという言葉では足りないくらい、
いや、クラクラするほどの紫外線。(つまり太陽)

そして、何よりも大切な気候条件だったのが

風。

ここ、1年中強風地帯なんです。
洗濯物も太陽だけカンカンに照っている日よりも、
太陽がなくても風が強い日のほうが早く乾く、、、
こんな経験をしたことはありませんか?

塩も同じ。

自然乾燥させていくためには、風は欠かせないのです。
太陽だけじゃダメ。

この3つの気候条件が重なって、
ここには塩田が作られた、という訳です。

しかし、そんな事に気が付いたフェニキュア人ってすごい、、、、。

次回も、もう少し塩の話が続きます♪

 

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Nice to meet you!

シチリア料理研究家 佐藤礼子のボーノな毎日!

公式ブログ
イタリアの南の島”シチリア島”の、色鮮やかな朝の風景
Written by

佐藤 礼子

(イタリア・シチリア島在住)

イタリアの南の島、シチリア島より。大地の恵みと大自然にすっかり魅せられ、ここに残ることを心に決めました。現在、シチリア食文化を研究しつつ、シチリアで日本人の方向けのシチリア料理教室「ラ ターボラ シチリアーナ」を主宰しています。2012年には「イタリアで一番おいしい家庭料理 シチリアのおうちレシピ」(講談社)を出版。シチリアの美味しい情報はブログ「La Tavola Siciliana〜美味しい&幸せなシチリアの食卓〜」から。現在一番興味があるのは「オリーブオイル造り」。50本のオリーブの木達を育てています。

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