みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代。」です。
心が楽になる2品弁当。連載第258回目の2品弁当は
- うなぎの蒲焼丼
- う巻き
暑い夏に食べたいスタミナ満点の「うなぎ」。少しのうなぎで満足感のあるお弁当ができないかなと、尾の先の方は卵2個で「う巻き」にして、ボリュームと満足感をアップ!
今回は、「うなぎ丼」も「う巻き」も、うなぎに添付されているタレと水を使って簡単においしく仕上げる作り方をご紹介します。
スタミナ弁当!簡単「うなぎの蒲焼丼」「う巻き」2品弁当
1品目 うなぎの蒲焼き
材料(1人分)
- 市販のうなぎの蒲焼き 50g程度 ※尾の部分20g程度は「う巻き」へ
- 市販のうなぎの蒲焼きのたれ(商品添付のものなど) 大さじ1
- 水 大さじ1
- 酒 小さじ1
作り方
1) うなぎは横に2等分して、尾の部分は「う巻き」にするため縦半分に切る。フライパンに並べ入れ、たれと水、酒を入れて中火で熱する。
2) 全体にタレをからめ、フライパンの蓋をして2分程度弱めの中火にして蒸し焼きにする。
3) 蓋をあけて、汁気を軽く炒り飛ばす。
2品目 う巻き
- 卵 2個
- 水 大さじ1
- 市販のうなぎの蒲焼きのたれ(商品添付のものなど) 小さじ1
- 塩 ひとつまみ
- 大葉 2枚
- 油 適量
- うなぎの蒲焼き(棒状にカットしたもの) 20g程度
作り方
1) ボウルに、卵と水、たれと塩を入れてよく混ぜる。
2) 卵焼き器を中火で熱し、小さく切って畳んだ紙タオル等で全体に油を広げてなじませて…
卵液を1/4程度流し入れ、大葉とうなぎの蒲焼きの尾の部分を並べて巻く。
残りの卵液も3~4回に分けて回し入れ、同様に焼く。
3) すべて巻き終えたら、ラップや巻きすなどで巻いて形を整えて冷ましておく。
2品弁当の詰め方プロセス
今回は角型1段に詰めます。
1) ごはんを弁当箱の左側(うなぎをのせる部分)につめて冷まし、うなぎの蒲焼きをのせる。
2) 卵焼きを弁当箱の高さに合うように切り(3等分が目安)、右側に詰める。
3) 大葉を仕切りにして奈良漬けを詰め、うなぎに粉山椒をちらす。
※分量外の材料(ごはん1人分、大葉1枚、奈良漬け 適量、粉山椒 適量)
*****
市販のうなぎの蒲焼きは、色々な加熱方法がありますが、こうしてフライパンで蒸し焼きにすると、ふっくらして縮まず、タレを吸ってしっとりとするので、お弁当用にはとてもおすすめです。
うなぎと卵だけの贅沢弁当。時にはこんなお弁当もよいものですね。たれが多めに余ったら、フライパンで少し加熱してトロミを出してごはんにかけても◎!
毎日のお弁当作り。心を楽に。2品弁当を楽しんでくださいね。
******
「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
******
料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!