この連載では、朝活コミュニティ「朝キャリ」のみなさんに、朝の時間の楽しみ方や、朝活をして変わったこと、取り組んでいるチャレンジをご紹介いただきます!
医療・福祉・教育など「ケアする人」の未病ケア・ストレスケアをすることで、心身を整える「調律ケアリスト」として活動しています。
これまで私自身、対人援助の役割が多く、さらに家族のケアもする中で、つい自分を後回しにしてしまい、度々心身のバランスを崩してきました。
そのため朝を活用することにしたのですが、いつの間にか朝の時間が仕事時間になってしまうこともありました。そこで、仕事とプライベートを区切る方法のひとつとして「ひとり朝礼」を始めました。
「ひとり朝礼」って何?朝習慣のメリット
「ひとり朝礼」とは、私の毎朝の習慣です。
- 六方拝(後述します)
- スワイショウ(若返り腕振り体操)
- 感謝ノート(昨日の10個の感謝を書き出す)
- 予祝(後述します)
の4つを、毎朝30分くらいかけて行っています。
ひとり朝礼をすることにより、
1. 感性が磨かれ、ふとしたことに豊かさや幸せを実感でき、笑顔でいることが増えた
2. 頑張る理由、なぜなんのために?が明確になり、やる気と実行力が高まった
3. 最適を見据え、何があっても大丈夫と安心の中で物事に臨めるようになった
などの効果を感じられました。
今回は4つの「ひとり朝礼」の中から、「整うことですべての調子がよくなる」を、私が特に実感した
- 「六方拝(ろっぽうはい)」
- 「予祝(よしゅく)」
の習慣を紹介します。
「六方拝(ろっぽうはい)」で感謝を伝える
六方拝は、お釈迦さまが「六方すべてに感謝しなさい」といったことが始まりで、東西南北・天・地の六方に奉拝を行うことをいいます。私は6年前より習慣としています。
各方向に対象が決まっていて、名前を呼び、思い浮かべながら感謝を伝えると、さらにありがたさが深まります。
3年前に、はせくらみゆきさんの公式YouTubeで紹介されていた「令和時代の六方拝」を参考に、下記の3つを加え、自分の中で完成形となりました。
1. 最初に自分自身への感謝をする
2. 感謝とあわせて「どうぞ幸せでありますように」と祝福する
3. イメージの中ですべての感謝をハートに取り込む
六方拝を行うと、当たり前なんてないこと、すでにある豊かさに感謝できると、感動し勇気が立ち上がってきます。自然と決意表明をしている時もあります。
説明を読むと長く感じるかもしれませんが、2~3分くらいしかかからず、続けやすいですよ。
「予祝(よしゅく)」で先に喜び、祝う
予祝とは、予め祝い、喜ぶこと。いわゆる前祝いのことです。お花見や盆踊りは、秋の豊作の予祝であり、日本古来の引き寄せの法則とも言われています。
手帳を開き、今日の予定の「こうなったらうれしい」という状況を、先に喜び、祝ってしまいます。本当はどうしたいのか、どうだったらうれしいのか、真の願いに気づくことも度々あります。
私はさらに
「今日届くすべてのすばらしい知らせに先に感謝。よかったね。おめでとう!」とノートに書いて、まるごと感謝、まだどうなるかわからない出来事に関しても予祝し、「今日も佳き日だ」と一日をはじめています。
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以上、私が実践している「ひとり朝礼」の中から、「六方拝」と「予祝」についてご紹介しました。
どちらも朝の習慣にすることで、すばらしい恩恵をもたらしてくれます。自分が実感できることが何より大切。ひとりでも、家族や仲間ともぜひやってみてくださいね。
松本和美さんのプロフィール
「ケアする人」のかかりつけサロン 休息ラボ
調律ケアリスト・未病診断士
波動調整による未病ケア、24時間利用可能なセルフケアで健康自立に併走し、自分と半径3mの人の健康と未来を育める人を増やしている。