みなさま、おはようございます。料理研究家の「かめ代」です。
心が楽になる2品弁当。連載第255回目の2品弁当は
- 鶏と夏野菜のカレー照り焼き丼
- レンジとうもろこし
のレシピをご紹介します。
今回は、蒸し暑い日も食欲が出る!カレー風味の照り焼きです。カレー粉と少しの酢で傷みにくくしています。しっかりした照り焼き味もたまりません。
合わせるのは、旬のとうもろこし。レンジ加熱で1本まるごと加熱したとうもろこしは、包丁で芯を外すと、1本まるごと小さなカップに入れられます。食べやすさも満点!
簡単な2品弁当。ぜひお楽しみください。
簡単!「鶏と夏野菜のカレー照り焼き」「レンジとうもろこし」2品弁当
1品目 レンジとうもろこし
材料(1人分)
- とうもろこし 1本
(作り方)
1) とうもろこしは皮をむいてひげ根をとり、まるごとラップで包む。
2) 電子レンジ(500w)で5分加熱する。取り出してラップをかけたまま冷ます。
※取り出すときに熱いのでやけどしないよう、ふきんやミトン等を利用して取り出してください
※ラップをかけたまま冷ますのがポイントです。余熱でしっとり火が入り、とうもろこしの皮に皺が寄らず、ジューシーに仕上がります
※冷ましてからカットするため、必ず、お弁当を作る際は一番はじめに調理してください
3) 4cm幅に輪切りにし、芯の回りを包丁で切って芯を外す(下の画像参照)
※芯から遠いところを切るとバラバラになりますし、芯に近すぎると芯も実につきます。形を保ちつつ芯が口に入らないように、中央の芯の一番固いところから2mm程度外側に包丁を入れることを目安にしてください。
2品目 鶏と夏野菜のカレー照り焼き
材料(1人分)
- 鶏もも肉 100g
- 塩 少々
- 酒 小さじ1
- かたくり粉 小さじ1
- なす 1/2個
- ピーマン 1個
- にんじん 2cm程度
- オリーブ油 小さじ1
- (A)カレー粉 小さじ1/2
- (A)しょうゆ 大さじ1
- (A)みりん 大さじ1
- (A)酢 小さじ1
- (A)カレー粉 小さじ1/2
作り方
1) 鶏もも肉はひと口大に切り、塩と酒をもみ込む。(A)は合わせておく。なすは乱切りにして塩少々(分量外)をまぶしてしばらく置き、出てきた水分を紙タオル等でとる。ピーマンは乱切り、にんじんは半月切りにする。
2) 野菜は耐熱容器に入れて、水大さじ1(分量外)をからめて、蓋をして電子レンジで2分加熱する。
※蓋をしたままレンジ加熱できる容器( レンジ加熱温度500w)を使用しています
3) (1)の鶏肉にかたくり粉をまぶし、中火で熱したフライパンに並べ入れる。
4) 蓋をして3分程度、鶏の皮目がカリッと焼けるまで火を通す。全体を裏返してもう片面も焼き、キッチンペーパーで余分な油をしっかりとふきとる。
※ここで油が残っているとタレが肉にのらないので、しっかりとふきとってください
5) レンジ加熱した野菜と(A)を入れる。
全体にタレをからめながら汁気を炒りとばす。
2品弁当の詰め方プロセス
1) ごはんを弁当箱に入れて冷ましておく。大葉をちぎって中央に敷く。
※冷ます時には割りばしや畳んだペーパー、小さな器等の上に弁当箱を置いて底を浮かせると、下にも空気が通り、早く冷めます。
2) 大葉の上にカレー照り焼きをのせる。
3) とうもろこしは小さな弁当箱に詰める。
※分量外の材料(ごはん1人分、大葉1枚)
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今週の「心が楽になる2品弁当」はいかがでしたか?カレー風味の照り焼き丼と、たっぷりの甘いとうもろこし!
カレー風味で食欲が増し、甘いとうもろこしはデザートに最高!夏に嬉しいお弁当。2品で大満足!
心を楽に。2品弁当を楽しんでください。
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「心が楽になる2品弁当」のルール
- おかずは2品だけ
- 詰め方も簡単に。紙カップは使わない
- 市販の調味料やあしらいものは常備して利用
- 2品で朝15分以内に完成する簡単美味しいお弁当
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料理研究家 かめ代。
公式サイト 「 kameyo レシピと暮らし」 https://kameyogohan.com/
☆この連載は<毎週日曜日>に更新します。来週もどうぞお楽しみに…!