おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。
マナーや心の在り方を知って好印象な自分になる!すぐに実践できるコラムを、毎週火曜日にお届けしています。
今週のテーマ:「中華料理」のテーブルマナー
回転するテーブルがある、少しフォーマルな中華料理店。頻繁ではなくとも、お食事会などで訪問することがありますよね。
今回は、いざというときのために知っておきたい、そして、普段でも意識したい「中華料理」のテーブルマナーに付いて解説します。5つのポイントを一緒に確認しましょう!
【1】円卓の回転台は「時計回り」に
回転台をまわす時は、目上の方から順に、時計回りにお料理が取れるようにまわしましょう。
最後の方までスムーズにまわせるよう、テンポよくお料理を取り、台をまわせる配慮ができればよいですね。
全員がお料理を取ったあとは、どちらに回しても問題ありません。
【2】目上の方が食べ始めてからいただく
お料理を取るとすぐに食べたくなりますが、ここはグッとガマン。
円卓の最後の方が取り終わり、目上の方が箸をつけてから、自分の前にあるお料理をいただきましょう。
【3】取り皿は置いたまま
和食ではお皿を持ち上げて食べるのがマナーですが、中華では『お皿は置いたまま』いただくのがマナーです。
汁が垂れそうな場合は、れんげを使ってくださいね。
【4】れんげのくぼみに人差し指を入れよう
れんげはスプーンと同じように持ってしまいがちですが
- くぼみに人差し指を入れる
- 親指と中指ではさむ
という持ち方が基本です。スプーンとは違う持ち方なので、気をつけましょう。
【5】回転台上の料理は、少し残す
お料理を少し残すことで「もう食べきれないほど十分いただきました」という合図になります。
ただし、最近は特に「もったいない」という考えや、フードロス削減の動きが広まっていますので、周りの状況に合わせることも大切です。
もちろん、取り皿にのせた料理は、必ず食べきるようにしましょう!
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国によって、考え方やマナーは変わります。それは、食事においても同様。
それぞれの食文化やテーブルマナーを知ると、視野が広がりますよ!他の国の食事マナーもぜひ調べてみてください。
それでは、また次回!Have a ごきげん day!
☆このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!