おはようございます。脳腸活カウンセラーの桜華純子です。
今回のテーマは、日々の生活の中で、『やる気』を出すためにできる、ちょっとしたコツをお伝えします。
無理なく、自分らしく、毎日をたのしんで過ごすために。今まさにやる気が出ないという方はもちろん、「梅雨の時期もご機嫌で過ごしたい!」と感じている方も、ぜひ参考にしてください。
やる気ホルモン「ドーパミン」とは
『ドーパミン』は、『たのしい』『うれしい』などといった前向きな感情を生み出す神経伝達物質です。
『ドーパミン』が分泌されることで、毎日の生活にハリが出たり、意欲や行動力がアップして充実感を得られるようになります。
しかしながら、このドーパミンの分泌にはバランスが大切。過剰分泌してしまうと『依存』や『中毒』に繋がってしまい、精神にも悪影響が出てしまう場合があります。つまり、やる気が出ないときは「自分のせい」と自らを責めるのではなく、ドーパミンの理想的な分泌を促してやる気を出すことが大事なのです。
次項では、この『ドーパミン』の分泌を促して、充実した人生を創り出すための具体的なコツをお伝えします。
やる気ホルモン『ドーパミン』を人生に活かす方法3つ
【1】1つでもOK。朝に「目標」を書こう
ドーパミンの分泌を促すには様々なきっかけがありますが、その一つに『自分で掲げた目標が達成した時』にも分泌されることがわかっています。
それは小さなことでもOKです。
例えば一日のはじめに
『今日はダイエットのために一駅歩こう』
『挨拶は自分からしよう』
など、朝起きたら何か一つ目標を決めて手帳に書くなどをして、それが達成できたら花丸を書くなどして目標達成を味わってください。
大きな目標ももちろんOKですが、それとは別に、毎日達成感を感じられるような小さな目標達成の積み重ねがおすすめです。
【2】土台となる『セロトニン』と『オキシトシン』の分泌を促す
『ドーパミン』の土台は、幸せホルモン『セロトニン』や絆ホルモン『オキシトシン』です。この『セロトニン』や『オキシトシン』がしっかりと分泌されることで、その力を発揮できます。
例えば、幸福感の無い中で『やる気』だけが突き抜けてしまうと、がんばり過ぎて心のバランスや体調が崩れてしまう可能性があります。
まずは土台となる『セロトニン』と『オキシトシン』の分泌を促すことを意識しましょう。
そのためにも
- 寝不足が続かないようにする
- 身体を冷やさない
- 食事の偏りをなくす
- 白砂糖や小麦などの精製食品を食べすぎない
- ストレスを溜めない
- 休息をしっかり取る
- 気の合う友人や家族との時間を大切にする
- セルフマッサージやストレッチをして自分の身体を大切にする
など、心と身体にとって無理のない生活をめざしましょう。
【3】ドーパミンの原料となる『たんぱく質』を摂ろう
たんぱく質に含まれる『フェニルアラニン』と『チロシン』が合成されることでドーパミンの分泌に繋がります。
これらを含む食べ物は
- 牛肉
- 大豆
- バナナ
- アボカド
- アーモンド
などになります。
また、最近では腸でもドーパミンが分泌されていることがわかっています。腸内環境を整える『食物繊維』や『発酵食品』も積極的に食べるようにしましょう。
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梅雨の時期はどんよりとした天気が続いて気持ちも落ち気味になってしまいますので、ぜひできることから取り入れてみてください。
快適な毎日をお過ごしいただけますように…
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次回もどうぞおたのしみにしていてください。