「使用頻度の低いもの」はどう収納する?片づけのプロが現場で実践している方法

 

おはようございます! 整理収納アドバイザーのサチです。

この連載では、1日を快適に過ごすための片づけ術やヒントをお届けしています。仕事や家事や育児の息抜きにいらしてくださいね!

片づけのプロとしてお客様宅に訪問し、片づけサポートをやっております。
そこでよく聞くのが「使う時期が未定のものや、かなりあとに使うものはどうしたらいい?」というお悩み。
限られた収納スペースの中で、あまり使わないものをどう扱えばよいのか悩みますよね。

今回は、使用頻度が低いものの収納について、訪問片づけサポートでの事例をはさみつつ紹介していきます。

使用頻度の低いもの、プロはこうして収納する!

スタメンと控えで分ける

子どものクローゼット

引越しを機に、訪問片づけサポートを申し込まれたお客様宅の子ども部屋クローゼットです。

お子様たちの洋服やバッグがきれいに掛けられていて、見やすく取り出しやすい空間になっていますよね。

子どものクローゼットの天窓

クローゼットが風通しよく使いやすい空間になっているのは、おさがりやオフシーズンの洋服たちを、取り出しやすいスペースから逃がしているから。

子どものクローゼットの天窓に収納袋

使用頻度の低い洋服たちを袋に入れて天袋へ並べるだけというシンプルな収納です。

こうしてよく着る洋服と今は着ない洋服を明確に分けて、今着る洋服をスタメン扱いにしてくことが使いやすいクローゼットのカギになります。

よく着る洋服と今は着ない洋服が混ざっていると、クローゼットの中がぎゅうぎゅうになりますよね。
目的の洋服が取り出しにくくなってしまうと、クローゼット内が乱れるのはあっという間。

スタメンを前面に出し、控えを奥に配置するだけで、かなり使いやすくなりますよ。

ストックはまとめて逃がす

いただきものの新品のタオル

訪問片づけサポートでよく見るもののひとつが、いただきもののタオルです。

引越し挨拶や、保険会社、銀行、取引先の企業などからいただいた経験、誰でも一度はあるのではないでしょうか?
社名や模様が入っていると、普段づかいとしては使いにくいし、かといって開封もしていない新品のものを処分するのは気が引けますよね。

そんなときは一か所にまとめて大きめのケースに入れ、取り出しにくい場所に置いちゃいましょう!

人は捨てることを意識すると、迷いが大きくなり、とたんに片づけスピードが落ちてしまうもの。
そんな方たちをたくさん見てきました。
だからこそ、迷っても答えがすぐに出ないときは一か所にまとめて、普段は手の届かないところに逃がしましょう。

きれいに整理された収納棚

いただきもののタオルたちは、大きなケースにまとめて、押入れの天袋に収納しました。
天袋に収納することで、今よく使うものたちの邪魔になるのを防げています。

使用頻度が低く、今、その行方を判断できないものは、とりあえず使いにくい場所へ逃がすことがおすすめです!

まとめ

使用頻度の低いものの収納について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

片づけていると「捨てるか、捨てないか?」で迷って、手が止まってしまう方が多いです。
迷うときは、とりあえずスタメンと分けて、スタメンの邪魔にならないところへ逃がしてくださいね。

それだけで収納スペースに空間ができて、モノの出し入れがスムーズになりますよ!

いつもご訪問いただきありがとうございます。片づけやすい環境づくりのことなど、Instagram(@iebiyori)のコメントでも質問をどうぞ!

☆この連載は【隔週金曜日】更新です。次回もどうぞお楽

 

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整理収納アドバイザーサチさんによる、1日を快適に過ごすための片づけレッスン♪
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整理収納アドバイザー サチ

3人の子どもを育てながら鹿児島から発信する片づけのプロ。個人宅での整理収納コンサルティングの他、セミナー講師、コラムニストとして活動中。

現場、セミナー、web上など、さまざまなフィールドから、もっと暮らしを整えたい方へ向けて、サポート&発信しています。ワニブックスより『片づけ日和』『50点家事 – めまぐるしい毎日でも暮らしが回る –』を出版。

blog : IEbiyori
Instagram : @iebiyori
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