「こまめに掃除しよう」と思いつつも、忙しい毎日を過ごしていると、なかなか思い通りにできないことがあると思います。
少しでも掃除をラクにするために、100均でも買えるキャスター(小さな車輪)を活用してみませんか?これを取り入れると、想像以上に掃除がしやすくなり、億劫だな~という気持ちが減りますよ!
今日は片付けのプロが教える!「キャスター」活用アイデアをご紹介します。
掃除を習慣化するには「移動しやすい」工夫を
掃除が億劫になってしまうのは、掃除がしづらいことも大きく影響しているかもしれません。
床の上にモノが散乱していたり、家具が重たくて移動するのが大変だったり…といった状態だと、掃除機やクイックルワイパーをスムーズにかけられないため、掃除に対するモチベーションが下がってしまいますよね。
整理収納アドバイザーのサチさんいわく、掃除を習慣化するには、何よりもモノを移動しやすくしておくのがポイント!
その中で手軽に取り入れられるのが「キャスターを取り付けること」。
100円ショップには粘着テープがついたキャスターが販売されているので、家具に貼り付けておけば移動がスムーズになりますよ。
今の部屋のまま掃除をラクにする近道!まずはキャスターを使って収納グッズを工夫してみましょう。
(参考:片づけのプロが実践!苦手な掃除のハードルを下げる「収納の工夫」5選)
ココに付けるのがおすすめ!キャスターの活用例2つ
キャスターは実際どのような場所で使えば効果的なのでしょうか?
整理収納アドバイザーのみほさんの活用事例を参考に、チャレンジしてみましょう!
みほさんの家では、まずカップボードの下に収納しているファイルボックスにキャスターを付けています。
洗剤や飲料などを収納しているファイルボックス。以前は奥を掃除するときに引きずりながら移動させていたそうですが、キャスターを取り付けたら驚くほど掃除がスムーズになったのだとか。
他には子どものおもちゃ収納ボックスに使用。前後に動くキャスターではなく、360℃動くタイプのものにすると子どもでも自由に動かせて便利です。
ちなみにキャスターを取り付けるときには、マスキングテープで養生してから粘着タイプのキャスターを貼るのがおすすめ。不要になったときに簡単に取り外せるそうですよ!
(参考:コロコロで掃除がラクになる!プチプラ「キャスター」収納アイデア4選)
「玄関」にもおすすめ
「家の顔」とも言われる玄関。掃除道具や傘、ゴミ箱、子どもの遊び道具など、つい何かとモノを置いてしまいがちですよね。
モノを置きつつもキレイな空間をキープするには、なるべく直置きはしないこと。キャスターをつけた収納にすると、例えば掃除道具を入れている収納ボックスや、ゴミ箱など、掃除のときに外へ出しやすいし、レイアウトを変えたいときもサッと移動ができます。
掃除のハードルがぐんと下がるので、玄関の掃除頻度がアップすると思います。
家の印象を左右する玄関も、キャスターを使ってキレイに保ちたいですね!
(参考:いつもキレイを維持するには!?玄関の「生活感をやわらげる収納術」)
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家の中での「キャスター」の活用アイデアをご紹介しました。掃除がしづらいと感じている収納ボックスや家具に、ぜひ取り入れてみてください。