おはようございます。整理収納アドバイザーのみほです。
毎朝出かけるとき、すっきり片付いている玄関だと気持ち良くでかけられ、帰宅したとき、すっきり片付いている玄関だとほっとするもの。
今回は、いつもすっきりな玄関を維持するためのちょっとしたヒントをご紹介します!
モノを制限して「キレイな玄関に見える」を意識
我が家は、玄関ドアを開けたときに見える景色を大事にしています。お客さまや通りすがりの方が目にしたとき、「きれいな玄関に見える」ことを意識しています。
玄関ドアには、もっと多くのアイテムを収納したいのが本音ですが、最小限のモノを収納。ごちゃごちゃしては見栄えが良くないので、意識的に制限しています。
玄関ドアを開けて進んだときの視界もすっきりを意識。
【1】まずはじめに「靴は一人一足」
一番手軽にはじめられるのは、玄関に出しておく靴は一人一足にすること!何足も出しっぱなしになった玄関はだらしなく感じます。
本音は、靴のおいていない玄関が理想です。とはいっても家族が続けられる習慣作りが大切なので、無理のないルール作りをしています。
わが家では、3歳の息子でも靴を脱いだらそろえることを習慣にしています。長くつを履くときは、長くつを出して、スニーカーを片付けることもできます。もちろん、5歳の娘も完ぺきです。
そのために、主人の意識改革からしました。「子どもの手本になって欲しい」と伝えたら、主人も靴は一足を守ってくれるようになりました。
【2】子どもアイテムは、片付けやすい収納をめざす!
玄関で散らかりがちなアイテムで多いのは、「子どもアイテム」ではないでしょうか?
子どもと玄関でわちゃわちゃしているうちに子どもアイテムが四方八方に散らばっていたり、リビングに置きっぱなしにされたり。
そうならないために、わが家はシンプルなボックスに、子どもアイテムをぽいぽい収納できるようにしました。
上の写真の左から、ウィンドブレーカー、ベスト、厚手コート、帽子をこのボックスにぽいぽい収納。子どもたちは、その日の天気によって上着を選んで、帽子をかぶり外に出ます。帰宅したら、脱いだものを迷わずにこのボックスに入れるだけ。
おかげで、子ども自身が自分で片付けてくれるので玄関に脱ぎ散らされることも、リビングに置きっぱなしになることもなくなって、とても快適になりました。
【3】掃除を楽にできるように、直置きはしない!
いつもきれいな玄関を維持するために、直置きはせずに、浮かせる収納とキャスターをつけて、掃除をしやすくしています。掃除のハードルをさげるだけで、掃除頻度は上がりますので、実践あるのみです!
また、腰高の靴箱や棚などは設置していません。
モノが置きやすい高さに天板があると、人はモノを置いてしまいがち。さらに私がずぼらな性格ゆえ、季節のモノを飾りたいなと思いつつも、季節ごとにかえることも億劫になってホコリまみれに…。
ホコリ掃除をする必要がなく、すっきりした玄関を維持しています。
まとめ
靴箱はありませんが、シューズクロークがあるわが家。扉を閉めてしまえば、生活感やごちゃつきはオフされます。ですので、玄関ドアを開けた時に視界に入る部分だけは意識的にすっきりを目指しています。
私自身、整理収納アドバイザーになった今もトライ&エラーを繰り返しながら、家族が暮らしやすい収納をめざして奮闘しております。みなさんの忙しい朝の時短に少しでもつながれば幸いです。
☆この連載は<隔週金曜日>更新です。次回もどうぞお楽しみに!