毎週金曜日更新!通訳者・翻訳者をネットワークする「テンナイン・コミュニケーション」と「朝時間.jp」のコラボ連載「通訳者さんに教わる♪朝のカンタン英語レッスン」。今話題のニュースに関する英語表現、英語や海外に関するトピックをご紹介します♪
potatoやcheese…「食べ物」を使った英語フレーズ3選
今回は、聞いているだけでお腹が空いてしまいそう!?「食べ物」を使った英語イディオムを紹介します。
A couch potato:ソファから動かずゴロゴロ過ごす人
couch はソファ、potato はジャガイモのことです。ジャガイモがソファでくつろいでいる姿を想像してみてください。いっこうに動き出そうとしないジャガイモの画が思い浮かびますか?
その画の通り、a couch potato は、ソファから動かずテレビを見ているような人のことを表します。日本語でも「カウチポテト」というカタカナ言葉で、よく使われますね。
例)
I want to stop being a couch potato on weekends, but I can’t!(=週末をソファだけで過ごしてしまう生活をやめたいけどやめられない!)
Cheesy:ベタで安っぽい、趣味が悪い
この単語はもちろん直訳で「チーズたっぷり」という意味でも使用できますが、「ベタでバカバカしい」「趣味が悪い」という意味もあります。
例えば、見ている側が恥ずかしくなってしまうような悪趣味の映画や小説などにも使います。
例)
A: Have you seen that new romantic movie?(=新しい恋愛映画を観ましたか?)
B: Yes. It was cheesy. I wouldn’t recommend watching it.(=観ました。ベタでしょうもない映画だったのでおすすめはしません)
Butter (someone) up:ゴマをする、機嫌をとる
この表現は、なにかお願いをきいてもらうためなど私欲のために、相手に対して特別親切にしたり好かれようとしたりすることを意味します。
日本語では「ゴマをする」と言いますが、英語ではバターです。
例)
He always gets good grades because he’s good at buttering up his teachers.(=彼は先生にゴマをするのが得意なので、いつも良い成績を取ります)
直訳では意味が通じないイディオムを覚えるのは大変ですが、美味しいものを想像しながらなら、楽しく勉強できるかも?
ぜひいろいろな食べ物にまつわる英語フレーズを覚えて、実際に英会話で使ってみましょう!
(記事協力:テンナイン・コミュニケーション)
☆この連載は<金曜日>に更新します。次回もどうぞお楽しみに…!